オリジナルの肝 Vol.11 富野&良輔対談(1/5):サンライズの思い出話ひびのたわごと ダメなガノタのダメな生態を日々綴るダメ日記 先日書いた富野動画のテキスト起こしが完了。 それは何かというとバンダイチャンネルで配信されていた「オリジナルの肝」 高橋良輔監督がいろいろなクリエイターと対談し、 オリジナル作品作りの肝、オリジナル作品そのものの肝を探しながら、 若いクリエイターたちに何かしらを学んでもらおうというもの。 以前あった「良輔塾」と同じコンセプト。 こうやって後進を育てようとしているのね。 その第11回に富野が登場している。 時期的には「星を継ぐ者」の公開直前。 「星を継ぐ者」のシーンも途中の編集点でインサートされている。 内容は上井草近辺を散策しながら対談する前半と、 サンライズ本社内で対談する後半の二部構成。 それを5回に分けてアップしてみようかと。 ちなみにこの動画、前
先日来、配信版ZガンダムOP・ED差し替えに関する記事がバズっていて何事かと思っていたのですが、Amazonビデオでの配信が始まっていたのですね。 それをご覧になった皆様がOPの変更に疑問をいだき、このブログにたどり着かれたのだと思います。 そこで、先日も書いたのですが、この差し替えに至った「権利上の理由」についてポイント整理しながら何が原因なのか自分なりに考えてみました。 私は著作権関連には疎い全くの素人ですので、理解に間違いがあった場合はご指摘いただけると助かります。 1.ZガンダムのOPとEDは全てニール・セダカ作曲 ZガンダムのOPとED、「Z・刻をこえて」「星空のBelieve」「水の星へ愛をこめて」は全てニール・セダカが作曲しています。 「Z・刻をこえて」と「星空のBelieve」は 以前の記事 でも書いたようにすでにリリースされていた曲をアレンジして、井荻麟の作詞を乗せたも
先日の富野講演会で、劇場版G-レコ作成のヒントとして紹介された「統治二論」と「方法序説」の2冊。 (参照記事:「 今年も開催!NHKカルチャー富野講演会で私が気になった3つのポイント 」) 私も読んで勉強しようと思い昨日購入いたしました。 「統治二論」の方は在庫切れということで明日か明後日の到着なのですが、「方法序説」の方は本日到着。 プライム会員になっておいてよかった…。 実はKindleで立ち読みサンプルをダウンロードしていたのですが、こんなに薄いとは気が付きませんでした。 今現在積読や読みさしの本が溢れかえっているので、実際に手を付けるのは少し先になってしまうと思うのですが、富野の説明が正しいのかどうかしっかり読んでみる所存です。 さて、以前に記事にまとめたこともありますが、富野は講演会やインタビューなどで本を紹介することがよくあります。 (参照記事:「 富野が講演会で薦めた書籍一覧
「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」の1話は、ナラヤ小隊長というボトムズシリーズの中でもペールゼン・ファイルズの中でも無名な一キャラクターのセリフから物語が始まります。 これについて高橋良輔監督はオーディオコメンタリー音声で次のように語っていました。 一番最初に出てくる声ってすごく重要なんですよね。作品のある部分のレベルを決めますからね。だから名前は小隊長というクレジットですけど、僕はすごく重要だと感じています。 では、富野作品の第1話最初のセリフはどうなっているのでしょうか?誰がどんな状況で発したセリフなのでしょうか? そこのところが気になったので調べてみました。 調べたのは富野が1話から監督した21作品。 総集編である劇場版の1stガンダム、Zガンダム、∀ガンダム、イデオン接触篇は除外しています。 ZZの1話は番宣なので物語が始まる2話を対象にしています。 また、ナレーション
今日はNHKカルチャー青山教室で行われた富野の講演会「監督富野由悠季、語る。『Gのレコンギスタ』で学んだこと」に参加してまいりました。 講演そのものも大変興味深いものだったのですが、終了後に思いもしないサプライズが待ち受けてました……。 これは夢ではなかろうか……。 あれ?戻ってきた… それは講演会が終了し、拍手で富野を送り出した後のこと。 渡されたアンケート用紙に、「富野へのメッセージ」や「もし次回があれば富野に聞いてみたいこと」「今日の感想」などがあったので、講演を思い出しながら書いておりました。 そこへ出て行ったはずの富野が戻ってきて再び演台に陣取ります。 どういうこと?と事態が飲み込めずにいると、やおら「もし、こんな富野のサインでも欲しければ書くんで…」と え?自分からサイン会の開催を言っちゃうんですか??? まさかまさかの その瞬間から会場内は軽くパニック状態になってしまいました
今月は勝手にLDライナー強化月間ということで、 「F91」、「ダンバイン」に続いて、 93年に発売された「Zガンダム」のLDライナーに掲載された富野インタビューをご紹介します。 このインタビューではインタビュアーを庵野秀明氏がつとめており、 実を言うと「逆襲のシャア友の会」のインタビューと同日に収録されております。 逆襲のシャア友の会 富野インタビュー - シャア専用ブログ@アクシズ DIRECTOR INTERVIEW 富野由悠季 インタビュアー/庵野秀明 カミーユのモデルになった女性に惚れ込んでいた、あの頃の僕 庵野:「Zガンダム」の企画というのは、放送の前の年、つまり'84年の2月くらいからスタートしているんですが、その時は「聖戦士ダンバイン」の最終回近く。3月に始まる「重戦機エルガイム」の第1話直前ですよね。普通のTVアニメよりかなり早い段階から準備が始まっていたのは、どうしてで
先日の宇宙社会学シンポジウム。 とりあえず富野の講演部分だけをまとめてみました。 今回もメモ書きを元に再構成しているので、 話の順序や言葉遣いなどは富野がそのまま話したものとは違っていることをご承知おきください。 また、今回は再構成するにあたって記憶の欠落部分が多いので、 その点意味や文脈の取り違えがあったらご容赦ください。 そういう事情ですので、この文の一部を文脈から恣意的に切り取って、 「富野がこう言っていた」などとセンセーショナルなタイトルを付けてまとめるのは やめて頂ければとおもいます。 ディスカッション終了後のフォトセッション。 下段は主催した明大のレナト先生と学生さんたち。 「1000年の夢を持たせる ―宇宙時代の社会問題を子供に理解してもらう必要性-」 (SF作家は宇宙社会学者。宇宙と社会との関り合いをSF作家からみて、その未来像を語って欲しいと紹介されて)ていうふうな手順で
先日手に入れたアニメージュ94年7月号の富野と庵野の対談記事。 ようやくテキスト起こしができたので載せてみる。 打ちながら「そうだよな」「そうか?」などと、 いろいろと考えてしまった。 富野由悠季VS庵野秀明 醜いものから眼をそむける日本の子どもたち 7時台を意識していた『Vガンダム』 庵野 時期が遅いですよね。放映中にこの手の企画はやるべきでしょう。 富野 だけど『Vガンダム』に関してはしょうがないとも思っています。本当にごった煮になってしまって、よくわからないシリーズになっちゃったから。手紙も少ないし、視聴率も上がらないし……。 庵野 あの時間帯は小さい子しか、テレビを見ていませんからね。 富野 でも本当にぼくに力があれば、どんな時間でも見てもらえるハズでね。心掛けとしては、いつもそのつもりでやってるんだけど(笑)。 庵野 でもやはり、小さい子どもにはつらかったと思いますよ。 富野 そ
3.11以来目の離せない深刻な事態が続いてる福島第一原発。 「クリーンエネルギー」ともてはやされてきた原子力発電が、 いかに危険と隣り合わせであったかを再認識させられる出来事である。 かといって原発を安易に停止してしまうと、今度は電力不足に陥る。 なんとも悩ましい事態である。 そこでふと思い出したのが、以前に富野が原子力発電について何か語っていた、ということ。 過去の富野の発言から原子力発電に関する部分をピックアップして、 そこに共通する考え方の傾向を調べてみれば、 富野の原子力発電に対する考え方が見えてくるのはないか。 そう考えて資料を渉猟してみたのだが、 資料は山ほどあるにも関わらず原発に関する発言は予想外に少ない。 思ったようには集まらなかったので当初の予定を変え、 時系列順に富野の発言を列挙することにしてみた。 それなりに資料にあたったが、もし抜けているものがあれば、 コメント欄か
以前に部分的に紹介した富野資料を満を持してご紹介。 OUT86年6月号の特集記事。 富野と良輔氏がいつもの和気藹々とはちょっとちがって、 本音の丁々発止をしているのが特徴的。 対論!!富野由悠季VS高橋良輔 いま、日本のロボット・アニメを支えているのは誰か?と問われたのならば、おそらく誰の口からも二人の監督の名前があがるだろう。そう、富野由悠季と高橋良輔。ところで、このお二人、アニメ制作の出発点である虫プロダクションの入社が同じ年なのである。以後、同志として、そしてよきライバルとしてアニメーションの道を歩んできた二人は、それぞれの紆余曲折ののち、やがて日本サンライズのロボット・アニメの総監督として並び称される両雄となり現在に至っていることは皆さんも、よくご存じのことと思う。 そして、この両雄がいま、席を同じうしてそれぞれのアニメ作家としての姿勢を、アニメへの想いを語り合ったのである。TV
先ほど紹介した富野インタビュー記事をなんとか日本語に訳してみた。 もう、それはヒィコラ言いながら。 途中意味のわからない部分があれば、それは富野の毒電波が強いからではなく、 オイラの英語力・日本語力双方の欠如によるものですのでご承知おきください。 というかできる人の修正求む。 まずはニューヨークへようこそ!そしてガンダム30周年おめでとうございます 富野:ありがとうございます もううんざりかもしれませんが、ガンダム30周年の感想から教えていただけますか 富野:年をとったなというのが正直な感想ですし、それについてはあまり嬉しくはないです。しかし、皆さんからお褒めの言葉をいただけることは嬉しいことですし、不満はありません。そんな複雑な気分です。 20周年のときには∀ガンダムを手がけられ、今回の30周年ではリング・オブ・ガンダム(以下ROG)を手がけられました。∀でやられたことから、今回の作品で
<あ行> ・悪魔の毒々バーガー〜添加物100%〜 ・アドレナリン ・アホリックス ・アルマゲドン2007 ・アルマゲドン2008 ・アローン・イン・ザ・ダーク ・イラク-狼の谷- ・ウォーター・パニック in L.A. ・宇宙戦争2008 ・姑獲鳥の夏 ・エア・フォースII ・エイリアンX ・エイリアンVSエイリアン <か行> ・壊滅大津波 ・合衆国沈没 ・カリフォルニアトレジャー ・ガンヘッド ・紀元前1億年 ・紀元前1万年 ・クラーケンフィールド HAKAISHIN ・クリムゾン・フォース ・GATOR ・コペルニクス・コード <さ行> ・ザ・アンドロイド 地球最終戦争 ・サイレントヒル ・ザ・クローン ・さよならみどりちゃん ・サラマンダー ・31km ・地獄の変異 ・実録外伝 ゾンビ極道 ・シティ・オブ・ザ・デッド ・シベリア超特急5 ・首都消失 ・ジュ
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