1973年に劇場公開された虫プロ最後の長編アニメーション映画『哀しみのベラドンナ』の失われた美術原画を原画作者の監修のもとに復元、アート作品として甦らせます。クラファン第一弾で原画復元、第二弾で豪華画集制作を目指します。 この作品について 『哀しみのベラドンナ』原画復元計画の竹熊です。 今から半世紀前、1973年に公開された虫プロダクション製作の劇場長篇アニメーション『哀しみのベラドンナ』(山本暎一監督)は、中世ヨーロッパを舞台に、魔女狩りの嵐に翻弄される若い娘(ジャンヌ)の愛と悲劇を描いたシリアスな作品です。同時に、作品全体をエロスとバイオレンス・サイケデリック映像が覆い尽くした、大人向きのアニメーションでもあります。 この映画の最大の特徴は、アニメーションであるにもかかわらず、全体の7割を画家・深井国が描く美術(静止画)が占めるという、アニメ史上にまれな制作手法にあります。 深井の絵は