はじめに この記事は『CSS設計完全ガイド』という書籍の内容を元に、実際のホームページを見ながらCSS設計にふれてみよう!という内容になっております。 前回は、コンポーネントがmarginなどのレイアウトに関わるスタイルを持ってしまうと使いまわすことが難しくなるため、マルチクラスで対応するという「BEM」の「Mix」という書き方をご紹介しました。 今回はそのマルチクラスにおけるもう1つのメリット「詳細度を一定に保つ」というテーマで、そもそも詳細度ってなに?というお話からしていきたいと思います。 前回の振り返り 最初に軽く前回のおさらいをしておきます。 メディアが複数並んでいるレイアウトで、そのメディアコンポーネント自体にmargin-bottomを指定せず、.service-mediaというクラスを付与して、それにmarginを担当させよう、というお話でした。 詳細度について マルチクラス