ExcelにCSVやテキストファイルなどを読み込むときに使うPower Queryは、Excelの一部として出荷されるものの、Excelとは大きく異なる仕組みを持つ。このため、Power Queryは、Excelにテーブルを作り、処理の結果を入れることができるが、そのテーブルにExcelの式を入れることは不可能だった。 しかし、PowerQueryで文字列としてExcelの数式を入れておき、テーブルが読み込まれたあとに、これを数式に変換することで、数式の入ったテーブルを作ることが可能になる。 そもそもPower Queryとは? Excel自体については、ほとんどの読者が知っていると思うが、Power Queryについては解説をしたことがないので、あらためて簡単に紹介しておこう。 Power Queryとは、Excelに付属するETL(「Extract, transform, load」
![外部ファイルをExcelに読み込む際の作業を効率化するPower Queryの活用](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d42bef2849b1438d23ce3e7fac55fab73883fe3f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2024%2F08%2F11%2F3779307%2Fxl%2F6cea524ce47a4bd7.png%3F20200122)