企業がネットマーケティングを展開していく上で、サイト訪問者に対する購買者の比率を表す「コンバージョン率」をいかに向上させるのかという問題は、非常に重要な視点となる。なぜなら、コンバージョン率が上がれば大幅な業績向上に直結するためだ。 1%未満から50%超へ向上も 例えば、1%だったコンバージョン率を2%にすれば、この1%は非常に大きな意味を持つ。売り上げの数値に置き換えて考れば分かりやすく、売り上げが1億円であればそれが2億円になるわけだ。しかも、これはマス広告などによる一時的な売り上げ増加ということではなく、コンバージョン率を向上させるベースがしっかりしていれば、恒久的な売り上げの底上げにもつながる。 ただ、世の中における企業サイトの平均的なコンバージョン率は、2005年で2.4%。実店舗のウォルマートストアが80%程度なのだから、今の業界平均値は、非常に低いと言っていい。 実際、わたし
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