セキュリティ・ベンダーであるラックは6月23日,Internet Explorer(IE)に見つかったバグを公表した。IEで特定のWebページを印刷すると, パソコンのCPU 使用率が100%になるとともに,実際のページ数以上の印刷物がプリンタから出力されるという。 同社の情報によると,HTMLのTABLE要素に特定の記述があると大量に出力するという。実際にバグを突くようなWebページがインターネット上に存在し,そのページを印刷しようとすると,500枚以上出力してしまう。 対策は,いきなり「印刷」ボタンを押すのではなく,一度「印刷プレビュー」して確認すること。「印刷プレビュー」したときに,想定したページ数よりもはるかに多い 枚数がカウントされた場合は,IEでは印刷せずに,他のアプリケーションで印刷する。「印刷プレビュー」時にもCPU使用率は100%になるが,通常の操作は可能である。なお,こ