2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する、英『エコノミスト』編集部 (Megachange: The World in 2050 (Economist)) 世界の経済ニュースを伝える週刊誌としては、おそらく世界で最も権威があり、そして発行部数(160万部)も多い英『エコノミスト』が、満を持して出版した未来予測である。エコノミスト所属の記者が、各分野の専門家への詳細な取材をもとに、科学、政治、人口、経済、女性などの20の分野で、2050年までの世界のメガトレンドを予測している。 エコノミストは1960年代に日本の経済大国化を予測し、見事に的中させているのだが、今回は日本の将来には悲観的だ。いや、客観的だ。 2050年、日本は平均年齢が50歳を超え、世界が経験したことがない老齢国家となっている。そして、購買力平価で見た一人当たりのGDPは中国とほぼ同じで、イタリアよりちょっと下で、アメ
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