vol.1はこちらをご覧ください。 技術がわかったゲイツと技術がわからなかったジョブズ 佐々木: ジョブズは本当に強烈な人物だったんですね。この本ではビル・ゲイツとの対比が途中何度も出てくる。ゲイツって学生時代からプログラマーで技術面に明るい。それに較べてジョブズは技術がわかっていなかったというか、プログラマーじゃなかったですよね。 Apple I、IIの頃からプログラムはウォズニアックが担当していた。ジョブズはウォズニアックが作ったものの上にケースをかぶせてそれを売る、お金を集める、という経営者としての仕事しかしていなかった。それでゲイツはずっとジョブズを馬鹿にしていて、「あいつは技術者じゃない、技術のことがわかっていない」と言い続けていた。 以降 vol.3 へ。 それにもかかわらず、なぜ今こういう状況になってきたのか。技術的かどうかということは別にして、結局イノベーションはジョブズが