今日は、楽天koboイーブックストアのちょっとした失敗を例に、世の中でよくある、目標やKPI達成のために、本筋を外れたアクションをしてしまう失敗について触れます。 電子書籍リーダーとして注目された楽天koboですが、そのコンテンツを入手するイーブックストアの様子が、何とも微妙なことになっています。 というのも、イラスト1枚で1コンテンツ(50円)という商品が2000点以上あったり、コード進行付歌詞カード1曲分で1コンテンツ(80円)という商品が14000点以上あったりという状況なのです。「イーブックのコンテンツ1点」にはほど遠い商品が多数登録されていると多方面から突っ込みが入っていたので、ご存じの方も多いでしょう。 なぜこんなことが起きたのでしょうか? おそらく、「イーブックストアのコンテンツは、7月末までに3万点・8月末までに6万点を揃える」と発表していたとおりにするために、「なんでもい
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