フィンチャーかく戦えり~スタジオとの5番勝負 編集部 まだ、ハリウッド長編は5本しかないのに、すでに有名監督のデビッド・フィンチャー。でも「セブン」からの監督だと思ったら大間違い。今日のフィンチャーは「エイリアン3」があってこそ。この作品でスタジオとの戦いに惨敗したからこそ、その後、自分の思い通りの作品を作るため、戦い続けてきたヤツなのだ。だから、作品数は少ないのに、作風が明確。もうすぐ公開の新作「パニック・ルーム」の予習に、これまでの彼のスタジオとの戦いを、作品ごとに振り返ってみよう。 ■予選:ハリウッド以前 対戦相手:ILM 結果:フィンチャー不戦 「8歳のときから監督になりたかった」と語る彼は、高校卒業後すぐ18歳でコーティ・フィルムに参加、81年にILMに入社、「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」に参加する。が、彼によれば「ああいう大きな企画に参
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