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ブックマーク / gothedistance.hatenadiary.jp (9)

  • Javaで「はじめてのプログラミング」を教えるのはキツイと思った話 - GoTheDistance

    2017年4月から人生初めての新人研修講師を務めさせて頂くことになりました。プログラミング入門がテーマです。 先方は昨年までJavaでカリキュラムを組んでいたんですが、JavaをやめてPythonでやらせてもらえないかと提案し快諾頂きました。プログラミングの入門書を書いたから特に感じることなんですけど、Javaはプログラミングの初学者に向いていない言語だと思います。 クラスありきの言語設計 それがJavaの良いところでもあると思いますが、プログラミング自体が初めての方を対象に考えた場合、はじめの一歩として不適切だと感じます。 Hello Worldが重たすぎる お馴染みのHello Worldです。初めてのプログラミングで以下のコードを見たら、何のことやら分からないでしょう。 public class Test { public static void main(String[] args

    Javaで「はじめてのプログラミング」を教えるのはキツイと思った話 - GoTheDistance
  • 事業会社をIT会社に転生させることが、これからのSIerのミッション - GoTheDistance

    言いたいことがストレートに伝わる良い文章だと思います。 simplearchitect.hatenablog.com ウォーターフォールはなんのメリットもない。プロジェクトの工程間のつじつまを合わせることができないやり方でオーダーメイドのソフトウエアが正しく作れるわけがない。正しいし、それなら一切のメリットが無いという話も理解できる。 では、ここで小噺をひとつ。受託開発の要件定義フェーズであなたは要件を変えないと顧客にとって不都合が起こることがわかったとします。社内で相談した結果、えらい人がこう言いました。 確かに不都合はあるかもしれないけど、固まった要件を自分から揺り戻すなんて出来ないぞ。これ以外やりませんって合意を取らないと前に進めないだろ? その変更が違う変更を産むかもしれないし、お前それ膨らんだ時に責任取れるの? 僕の実体験を一部脚色してお伝えしています。簡単に言えば、ソフトウエア

    事業会社をIT会社に転生させることが、これからのSIerのミッション - GoTheDistance
  • 【書評】システムインテグレーション再生の戦略 - GoTheDistance

    技術評論社、傅さんよりご恵投頂きました。システムインテグレーション崩壊 ~これからSIerはどう生き残ればいいか?の続編という位置づけです。 システムインテグレーション再生の戦略 ~いまSIerは何を考え、どう行動すればいいのか? 作者: 斎藤昌義,後藤晃出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2016/01/26メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 書は全体的に横文字が多く拡散的になっていますが、方向性を指し示すのが目的ですのでこんなもんかなと思います。「これしかありません」という話はできないですから、色んなヒントを得られるように構成されています。 工数積算やめてどうするの? ポストSIビジネスというものに問われているのは、「工数積算を辞めて何をしたらええねん?」が主たるものです。ポストSIビジネスモデルとして合計12個のモデルが提示されていますが、切り口が違う

    【書評】システムインテグレーション再生の戦略 - GoTheDistance
  • 地方のIT業界に必要な顧問エンジニアというモデルを考えてみた - GoTheDistance

    facebookに流れてきたこのエントリ、衝撃的な内容でした。 risingsun-system.biz 技術者と会話が成立しない うわっ・・・となった。 こちらのお客様は、過去何度も地元のソフトウェア開発会社に仕事を頼もうと、いろんな会社とコンタクトを取られたといいます。しかし残念ながら、どの会社とも取引にいたることはありませんでした。 理由は様々ありますが、煎じて詰めると「技術者と会話が成立しない」ということでした。 自分の住みたい地方のIT業界をより良くするために必要な構造変革とは? 「業務がわかるエンジニアがいない」→「地方のユーザー企業から元請けの仕事を取れない」→「大手の下請けに入る」→「地元で業務が設計できて実装まで行えるエンジニアが育たない」→「業務がわか(ry」のループに入っている様子が鮮明に見えちゃいました。上記のエントリを書いた方は長野県の方ですが、どの県でも同じよう

    地方のIT業界に必要な顧問エンジニアというモデルを考えてみた - GoTheDistance
  • 出来ない人のレベルに合わせてはいけない - GoTheDistance

    あるあるネタだと思いますが、組織がより優れたパフォーマンスを出す為にやっちゃいけないことが「出来る人とできない人がいた場合、出来ない人のためにレベルを下げること」です。 優れた解決策を持ってる人に合わせよう コードのバージョン管理で、出来へん人が「あの僕はGit使えないんでZIPで差分管理して欲しい」とか言い出した時に「そうだね!出来ない人に合わせないとね!」とはならず「Git覚えて」となるでしょ。優れた解決策を持ってる人が、結局は出来ない人を助けている。わかりやすいでしょ。— やきう大好きござ先輩 (@gothedistance) 2015, 12月 24 簡単にいえば「↑」のようなことです。非エンジニアの方にはわかりにくい例ですが、Excelをファイル名+日付+バージョン名で複製して管理するのはとても大変ですよね。そんなことをしなくても良いツールがあるんです。それを使える人がいるのであ

    出来ない人のレベルに合わせてはいけない - GoTheDistance
  • 「一括請負はお互い不幸」から「作らないSI」へ - GoTheDistance

    僕がSIer退職して5年。大きな潮目を迎えているのかもしれない、SIビジネスのお話。 itpro.nikkeibp.co.jp 簡単にまとめると「一括請負はゼロサムになってお互い不幸なんで、XaaSを使って作らないSIをやり始めている」という話を「オルタナティブSI」という言葉で表現しているようです。この5種類に分類してくれていますが、ただ並べただけで軸はバラバラです。 月額契約型サービス「納品のないSI」 固定料金でシステムを構築する「定額パッケージSI」 自動生成ツールを使う「自動生成SI」 クラウドでITインフラを構築する「クラウドインフラSI」 ユーザー企業自らシステムを外販する「コミュニティSI」 作らないSIはずっと前から目指していた 代替となる選択肢は色々あるけれども、根幹にあるには「作らないSI」を目指していることだと思っています。 僕がSIerにいた10年前も「作らない

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  • 【書評】ITシステムの罠31 システム導入・運用で絶対に失敗しないための本 - GoTheDistance

    実業之日社、酒井様より献御礼。 ITシステムの罠31 システム導入・運用で絶対に失敗しないための 作者: 安茂義洋,栗谷仁出版社/メーカー: 実業之日社発売日: 2015/04/30メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 酒井様いわく、何故使い勝手の悪いシステムが生まれてしまうのだろう、という疑問が書発刊のきっかけとなったそうです。 書は外資系コンサルのATカーニー社にてハーバード大のMBAを卒業された超エリートが監修をされております。システム部門、ユーザー、経営の3者が共通言語を持てるようになるまでの「罠」を31点挙げられております。ERP導入したけど現場で使っているのはExcelや野良システムっていうのはあるある過ぎますね。パッケージのカスタマイズを前提にするならスクラッチで組んだ方が結果的に安いケースが多いとかね。あるよね。 正直なところ、書を読ん

    【書評】ITシステムの罠31 システム導入・運用で絶対に失敗しないための本 - GoTheDistance
  • Eメールで作業内容を管理するのはやめましょう - GoTheDistance

    BacklogとかサイボウズLiveとかをご存じないクライアント様が結構多くて、そのような方々にとってのコラボレーション・ツールはほぼ間違いなくEメールになります。まずその啓蒙から入って仕事をさせて戴くことが多くなりました。 お打ち合わせの場でAction決めて、その後はちょいちょいメールフォローでだましだましやってこれた時もあったのですが、やっぱこれダメだってことになったので、その話をしたいと思います。 Why Email Collaboration SUCKS そもそも、Eメールは双方向性があるようで無いツールです。Eメールでの各種進捗管理は、以下の点で非常に効率がよろしくありません。 1つのメールに複数の事項が含まれることがある 例えば、Xさんに対してAという事項の修正事項が記載されたメールに対して、Xさんが返信を行ったとします。その返信に対して別のBという事項のご相談があると、追い

    Eメールで作業内容を管理するのはやめましょう - GoTheDistance
  • 【書評】なぜ、システム開発は必ずモメるのか? 49のトラブルから学ぶプロジェクト管理術 - GoTheDistance

    実業出版社の今野様より献御礼。 なぜ、システム開発は必ずモメるのか? 49のトラブルから学ぶプロジェクト管理術 作者: 細川義洋出版社/メーカー: 日実業出版社発売日: 2013/09/27メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る 東京地方裁判所でIT事件担当の調停委員を努めておられる細川氏が、ご自身の経験をまとめてシステム開発のモメるポイントを整理し「人の振り見て我が振り直せ」を啓蒙する位置づけの図書になっております。 こう書いてしまうと非常に堅苦しいですが、モメるポイントをわかりやすく伝えるために「IT事例に詳しい美人弁護士に相談する」というカジュアルな設定になっています。塔子さんがその弁護士役で、厳しい指摘がコンビネーションブローのように続いており、爽快感がありました。 一部、書の会話内容をご紹介します 彩音 「もう設計も終わる時期なのに、ま

    【書評】なぜ、システム開発は必ずモメるのか? 49のトラブルから学ぶプロジェクト管理術 - GoTheDistance
    m_shige1979
    m_shige1979 2013/11/06
    この問題を見かけた場合は、プロマネの腕前が分かるかも
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