ブレードサーバやスイッチポートなど、空いているのであれば埋めたくなるのは当然のこと。無駄を抑え、コスト面でも有用な考え方です。 当たり前すぎる話ですが、欧米ではその考え方は意外にもマイノリティらしい。前回の日本人の場合に続き、今度を欧米人の考え方について見ていきましょう。 流用を極端に嫌がる欧米人 まだ使えるのであれば、そこだけでも流用したくなる。 システムに対する日本人の一般的な考え方ですが、別な角度から見れば、日本人にとって、1つのシステムを構成するサーバ・ストレージ・収容エンクロージャ・スイッチといったインフラパーツをそれぞれ単体機器として意識していることの裏返しでもあります。 以前に“コース料理”と表現したこともありましたが、欧米人にとってこれらのインフラ機器それぞれを個々の機器とは捉えていません。同じシステム用に調達したものはそれぞれが“パーツ”であり、単体で使うなんてことはほと