韓国が日本の自衛隊機にレーダー照射を行った話題については、昨日、『韓国は日本に宣戦布告でもするつもりなのか?』でも触れたばかりですが、本件に関する続報を集めていくと、どうも北朝鮮に対する海上での物資の横流し、つまり「瀬取り」と密接な関係があるのではないかとの仮説を持たざるを得ません。もっといえば、今回の事案は「日本対韓国」という2ヵ国の対立関係ではなく、「日米英加豪NZ」対「南北朝鮮」、つまり「海洋チーム対レッドチーム」という対決だと位置付けるべきではないかと思うのです。
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消費増税の目的はいつの間に… 先週の朝日放送の情報番組『正義のミカタ』は、年末の拡大番組だった。各国の「危険なこと」を各専門家が述べる特集だったが、番組に出演した筆者は、「日本の危険なこと」として来年の消費増税を取り上げた。 おそらく地上波では初めてのことだと思うが、「消費税はそもそも社会保障財源としては望ましくない」ということを説明した。消費増税は、かつては「財政再建のため」といわれていたのに、今では「社会保障のため」に行われる、と一般市民向けには説明されている。つまり、財政再建のための消費増税というロジックは崩れつつあるということだ。 例えば、10月5日付け本コラム「IMFが公表した日本の財政『衝撃レポート』の中身を分析する それでも消費増税は必要ですか」(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57978)など、これまでの本コラムでは、日本の財政再建
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