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ブックマーク / sivad.hatenablog.com (7)

  • 学生やポスドクを政局の犠牲にしないよう民主党にロビイングしよう - 赤の女王とお茶を

    政権交代にともなって、自公政権が予定していたさまざまな政策プロジェクトが凍結されたり、変更されたりするようです。 まあ政治は資源分配なのですから、どこかが得をすればどこかが損をする、ということはある程度避けられません。 科学研究ももちろん例外ではないわけで、特に最近ぶち上げられた内閣府主導の総額2,700億円「世界最先端研究支援プログラム」などはその最たるものでしょう。 私個人としては、大型プロジェクトは出口とそこに至る道筋をしっかり検討して欲しいと思っていますので、正直大丈夫かなと感じていましたし、研究業界にもいろいろと異論は聞かれていました。 欧米を見るまでもなく、科学研究もいまや政治的な流れの中にあるものですから、政局から完全に守られるとは思いません。 しかし、議員の皆さんはあまりご存じないと思いますが、科学プロジェクトの下には、それを支える多くの若い大学院生やポスドクたちの生活と人

    学生やポスドクを政局の犠牲にしないよう民主党にロビイングしよう - 赤の女王とお茶を
    ma_ko
    ma_ko 2009/09/06
    そういえばロビイング活動ってどうするのか聞いたことすらなかったな
  • 民主党の科学政策が非常にショボイ件 - 赤の女王とお茶を

    こちらで指摘されてることなんですが、確かにウェブで見る民主党の科学政策は掲げる理想はいいとしても、ちょっと具体性に乏しすぎるといえるでしょう。作成が2002年になってるし*1。 この辺が科学技術政策の政治的優先順位の低さを如実に表しているんでしょうね。 ただ政党として観るならば、民主にしろ自民にしろ、議員レベルで科学技術研究の現場や政策に精通してる人ってのはほとんどいない。 自民なら尾身幸次氏や加藤紘一氏、民主なら鈴木寛氏あたりですかね。少なくとも長期的にコミットしてるのは。 自民党は文部科学省や経済産業省と共に、平成7年に施行された「科学技術法」に基づいてこの10年大学院拡充やポスドク1万人計画、大学法人化などいろいろとやってきたわけですが、その方針も現在いろいろとガタがきて、当の文科省すら博士定員の削減をいい始める状態です。 仮に民主党に好意的に見るとすれば、霞ヶ関という世界最大の

    民主党の科学政策が非常にショボイ件 - 赤の女王とお茶を
    ma_ko
    ma_ko 2009/08/03
    こういった活動がある一方で、世の中には科学者が政治にコミットすべきではないという意見を持つ科学者もいそう。いるなら、なぜそう考えるのか聞いてみたい。
  • 科学政策に関する公開質問状を各党に送ったよ - 赤の女王とお茶を

    最近マジメな話ばっかりだなぁと思いつつも、まあものごとタイミングがあるからということで。 先日、民主党の科学政策ってどうよという記事を書きましたが、かといってどこなら素晴らしい、というのも見えてきません。 そこでNPOサイコムさんと相談のうえ以下のような質問状を作成しまして、自民党、民主党、公明党、共産党、社民党、国民新党、新党日、改革クラブさん宛に送付いたしました*1。 サイコムさんのほうからも発表があるかと思いますが*2、取り急ぎこちらでも紹介させていただきます。 a)科学技術研究全般について 日の科学研究は1995年に制定された科学技術法、および5年ごとに策定される科学技術計画により重点分野が明確に示され、競争的資金が投入されるようになりました。 しかし一方で、応用研究と基礎科学の峻別がうまくなされておらず、巨大プロジェクトの実用化へのロードマップが不明確であったり、多様

    科学政策に関する公開質問状を各党に送ったよ - 赤の女王とお茶を
  • 研究とは「パンク伝統芸能」である - 2009-02-23 - 赤の女王とお茶を

    そのこころは、「過去からの蓄積や文脈を踏まえつつ」、「誰もやっていない新しいことをしなくてはならない」。 どんなことにおいてもある程度はいえることではありますが、仕事としての研究にはこの2点が特に強力に求められます。 矛盾? まあ最初はそう感じます。どんなにたくさん勉強しても知識を得ても、その知識以外のことをやれ、でないと意味がない、と言われるのですから。 大量の教科書や論文を読み、「そこに書かれていなくて、かつ重要なコト」を自然や現象の中から見つけ出すのが研究です*1。 徒労を感じます。 処世の効率を考えれば、すでにある知識を編集してそれっぽくした方がよっぽど早いでしょう。 しかし、現実の出来事をそうした「使える知識」として産みなおすには、研究のこういう泥臭い格闘がどうしても必要なのです。その意味では、研究の仕事というのは「知識の一次産業」なのでしょうね。 どうすればこんなしんどい仕事

    研究とは「パンク伝統芸能」である - 2009-02-23 - 赤の女王とお茶を
    ma_ko
    ma_ko 2009/02/24
  • お知らせ:11月22日お台場サイエンス・アゴラで博士プレ・ミーティング開催します! - 赤の女王とお茶を

    ご無沙汰しております。 前回京都で開催した博士ネットワーク・ミーティングには多数の参加をいただきまして、誠にありがとうございました。 次は関東での開催を目論んでいるのですが、少々準備に時間が掛かりそうです。 しかしあまり間が空きすぎるのもどうかということで、ちょうど11月に開催される科学技術振興機構主催「サイエンス・アゴラ」の企画にお邪魔する形で「プレ・ミーティング」をやってしまいます。 現在の予定では、サイコムさんの企画 11月22日(土) 15:00〜17:30 会場:東京国際交流館 メディアホール 「音で語る「研究問題」〜研究問題 メーリングリスト 10 周年に寄せて〜」 の後半にお時間をいただき、その後街にでも繰り出そうか、というノリになっております。 今回はプレということで、自己紹介シートの提出義務はなくし、関心のある方に広く参加していただこうと思っています。科学技術振興機構の

    お知らせ:11月22日お台場サイエンス・アゴラで博士プレ・ミーティング開催します! - 赤の女王とお茶を
    ma_ko
    ma_ko 2008/11/19
    柏のお昼出発でも間にあいそうだ、よかった
  • 科学とパラダイムのジグソーパズル - 赤の女王とお茶を

    どうもはてなでは定期的に科学論が勃興するみたいで、らしいなあと思いつつ、せっかくなんだからぐるぐる回るのではなく、らせん状でもいいので前進できればな、と希望的観測を掲げてみます。 ところで科学論の中で進化論と双璧をなす誤解の二大巨頭といえば、トマス・クーンに端をなす「パラダイム論」でしょう。 たとえば日の某批評家EAST氏は自称科学哲学出身らしいですが、このパラダイム論の典型的誤用である「何でも都合よく相対化ポストモダ〜ン」で突っ走っているようで、最近は見ていて痛々しいですね。 またEAST氏に限らず、科学批判や相対化の際にもっともよく使われる(そして間違えられる)議論だといってよいでしょう。 では来的なパラダイム論はどのようなものであるか? 科学をパラダイムで捉えるとはどういうことか。 簡単にですが解説してみましょう。 まず、こちらによると クーンによれば、パラダイムとは次の2つの特

    科学とパラダイムのジグソーパズル - 赤の女王とお茶を
    ma_ko
    ma_ko 2008/11/19
    科学論 / 科学とは、をパラダイム、SFAAにふれて解説 / 他の科学論へのリンクもあって良い感じ
  • 2008-10-27 - 赤の女王とお茶を - 研究の四象限と科学の文化

    ちょっと前の話になりますが、今回の日のノーベル賞受賞研究が軒並み「基礎」的なものだったためか、恒例の「基礎vs応用」論が局地的に盛り上がったようです。 こちらは去年の記事ですが、科学研究業界の見方としてわりとポピュラーなので紹介します。 基礎研究の反対語は? 基礎研究:すぐ役には立たない、知的好奇心のみ、道楽チック 応用研究:即役立てる、金になる、企業がやってる そんな拙くもボンヤリしたイメージをもってませんでした? 研究を「基礎←→応用」という1軸ではなく 「基礎←→末梢」「純正←→応用」の2軸で表現する。 この基準で考えることで、いろんな誤解をとくことができる模様。 原理をつきつめていくものが「基礎」で、なんかコチョコチョやってるのが「末梢」 金にならないのが「純正」で、技術に発展し金にもなるのが「応用」 分かるっちゃあ分かるんですが、「末梢」とか「純正」とかいった表現になんとなく発

    2008-10-27 - 赤の女王とお茶を - 研究の四象限と科学の文化
    ma_ko
    ma_ko 2008/10/28
    研究を「基礎<->応用」という1軸ではなく、2軸として捉えることができるよという良エントリ
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