経営者やリーダー向けの各種セミナーを開催する経営者JPのイベントに、『部下を育てる上司が絶対に使わない残念な言葉30』著者の曽和利光氏が登壇。「Z世代を育てる・人を動かす・転職で成功する、上司コミュニケーション術」をテーマに講演を行いました。本記事では、上司が良かれと思って言った言葉が、部下にとっては逆効果になってしまう理由を語ります。 前回の記事はこちら 部下が「かっこ悪い」と思う上司の言葉 曽和利光氏(以下、曽和):(残念な上司の言葉の)3つ目の「責任感がないなぁ」です。これはまさに一昔前のベストセラーだった『嫌われる勇気』だと思うんですね。 フラットな世の中になってきて、会社の中での上下関係も昔とはだいぶ違ってきています。なんなら年功序列もなくなってきて、年下の上司がいたりすることも、これが出てきている背景だと思います。だから、みんなの意見を聞いたりとか、妙に民主的にやろうとするとい
