食人が忌み嫌われる理由の一つに、その調理方法がある。 「八仙飯店之人肉饅頭」を観ていたとき、そう思った。料理人が発作的にkろした女の処理に困ってミンチ→肉まん→(゚Д゚)ウマー(捜査にきた警察も喜喜!)。 そもそも、そんなチャンス(?)は、遭難して食料が尽きたときとか、食人族のお宅に招かれたときしかない。だから、まともに調理していない生焼け・腐肉だったり、見た目まんまのグロテスクだったり。解体・調理の場所と食事処が物理的に近しいのも輪をかけている。タブー云々の前に、嫌でしょ、そんなの、たとえ「猿の肉」と偽られても。 食物連鎖を上るほど、旨いものになる。オキアミ→ニシン→マグロの順で美味しいからね。結果、マグロを食ってるヒトのほうが一番旨いはず。開高健が「松本清張の下唇、ニコチンが染みてホロ苦い旨さだろうな」と語ったことがあるが、そのときの調理法は確か、「炙り焼き+岩塩」だったような気が。