何本あっても飽きることがない、ワードローブの定番、デニム。流行のシルエットや素材感などが目まぐるしく変化しているが、これから台頭してきそうなのが、社会的なフィロソフィーを持った“エシカル”なデニム。食品、コスメでは、ナチュラルでオーガニックな素材を使ったものがすでに確固たる地位を築いているが、デニムにもその流れがやってきている。化学製品や薬品を大量に使って生産するケミカルなアイテムの代表格、とされがちなデニムのあり方を根本から変えてしまうかもしれないのが、KOhZO DENIM(コーゾー・デニム)だ。 このブランドは、デニムのメガブランド、リーバイスでヒット作を生み出し、エドウィンなど名だたるブランドでアドバイザーとして大活躍してきたカリスマデザイナー、コーゾー・ショウケット・イマム氏が90年代後半に設立。原料から、染料、製造過程、そして履き心地にとことんこだわり抜いたナチュラルなプレミア