このシリーズ記事、全然真面目に事前分布の勉強をしていない人間がStanで無理やりフルベイズをやろうという無謀な代物でございますが、何だかんだで段々佳境に入ってまいりました。 ということで、今回は階層ベイズモデルをこんな感じでやってみましたという例を挙げてみようかと思います。ちなみに内容的には@berobero11さんのこちらの記事(「RStanで『予測にいかす統計モデリングの基本』の売上データの分析をトレースしてみた」)をグレードダウンさせた感じのものだったりします(笑)。そして先日招待講演させていただいた時の最後の方で取り上げた例でもあります。 そんなわけで、どのようにしてやっていったかを含めてサクサク見ていきましょう。階層ベイズについて忘れちゃったという人は、前回の記事あたりを読んで復習してもらえれば。 データをインポートする いつも通り、サンプルデータをGitHubに上げてあるので持
12/22(日)にBUGS/Stan勉強会#2がドリコム株式会社にて催されました。そこで2つ発表をしました。そのうちの1つ「『予測にいかす統計モデリングの基本』の売上データの分析をトレースしてみた」に関する詳細&補足&苦労話をここで書きたいと思います。RStanというパッケージでRからStanというMCMCサンプリングソフトを使っています。 最初に発表内容のスライドは以下になります。ざっと見るにはこれで十分です。 『予測にいかす統計モデリングの基本』の売上データの分析をトレースしてみた from . . 以降ではスライドごとに簡単に補足していきます。 予測にいかす統計モデリングの基本―ベイズ統計入門から応用まで (KS理工学専門書) 作者:樋口 知之発売日: 2011/04/07メディア: 単行本(ソフトカバー) まずは元となった書籍の紹介です。時系列解析の第一人者による分かりやすく丁寧に
昨年 iPhone6を購入してから全く意識してなかったのですが, 最近になって iOSが歩数をカウントしていたことに気づいたのでデータを取り出して分析してみました。データを iTunes にバックアップする場合, 2015/11時点だと「バックアップを暗号化」しないとヘルスケアデータはバックアップされないので注意が必要です。例えば, 暗号化せずにバックアップし復元で同期した場合に過去のヘルスケアデータは消失してしまいます。 iPhoneから歩数データの取得 QS Access というiOSアプリから HealthKit APIでアクセスできる歩数データを csvで取得できた。iPhone6を購入した日の 11-Dec-2014 から 01-Nov-2015 までの 1h単位の歩数データがある。 まずは, 時間帯別の歩数を見てみる。平日は通勤のために最寄り駅まで歩いており, この時間帯の歩数
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