どこのお花畑野郎でしょうか、「無抵抗こそ最大の戦力」だなどと抜かしているのは? それがですね、元関東軍作戦参謀、草地貞吾大佐なのであります! 栗原俊雄著の『シベリア抑留――未完の悲劇』(岩波新書)は、「関東軍が居留民を見捨てた」という批判に対する草地大佐の反論を『関東軍作戦参謀の証言』から紹介しています。曰く、「あの作戦時、なぜ関東軍は居留民保護の兵力をさし出さなかったか(……)とただされれば、それはただ一つ、作戦任務の要請であったと答えるばかりである」、と(『シベリア抑留』、22ページ)。 では取り残された民間人はどうすればよかったのか? 同書、22-23ページより。 「市民にとっては、無抵抗こそ最大の戦力である。いかに暴戻残虐なるものも、無抵抗者に対しては手の下しようがないのである。 僅少な武装警官に援護されたり、自ら若干の自衛装備をもっていたばかりに、開拓民等の避難集団がソ連の重火器
総務省 東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語への適切な対応に関する電気通信事業者関係団体に対する要請 YOMIURI ONLINE 2011年4月6日 「ネットの流言飛語、管理者の自主削除を要請」 これまでのところネットで見かけた反応は否定的なものばかりでしたが、「「朝鮮進駐軍」検索してね」なんてプロフィールの人間が「キター!中国のネット規制をバカにできなくなってしまった。まさか日本にこんな日が来るとは…かなりガクブルものです。」なんてつぶやいているのをみるとむしろ逆張りしたくなりますね。 より真っ当な批判としては「まず政府が正確な情報を早く出せ」といったものがありますが、これも決定的な対策にはならないでしょう。まず第一に、政府が正確な情報を出すか否かだけではなく(あるいはそれよりむしろ)「政府が正確な情報を出すと思うか否か」によって(も)人々の行動は左右されます。そもそも政府
放射線は人体にどんな影響を与えるのか。広島・長崎の被爆者たちの健康調査で多くのことが分かっている。大きな犠牲から得られたデータは、世界の放射線防護対策の基礎となっている。 健康調査は、1947年に米国が設けた原爆傷害調査委員会(ABCC)が始め、75年から日米共同運営の「放射線影響研究所(放影研)」が引き継いだ。 被爆者9万4千人と、そうでない2万7千人を生涯にわたり追跡調査。うち約2万人は2年に1度の健康診断や生活習慣調査を続けている。 放影研の大久保利晃理事長は「系統的な長期調査で、世界が必要とするデータを発信できた」と話す。国際放射線防護委員会(ICRP)の委員で大分県立看護科学大の甲斐倫明教授も「放射線のリスク推定で決定的な役割を果たすのが放影研のデータ。ICRPもこれを基本に計算している」と説明する。 長年の調査でわかった主なポイントは次の通りだ。 ◇広島・長崎調査、世界の防護
kikulog:少ないものをどれほど減らしても多いものには影響しないわけでのコメント#14#15がおもしろい。 >「事故で大量に流れた」ほうが圧倒的に問題なんです。 きくちさんは倫理学で言うところの「帰結主義」と呼ばれる立場を当然の前提としてとっておられるんだろうと思います。何をしたかではなく結果としてどうなったかが大事だ、という考え方です。この考え方をとるなら、大勢に影響のない行為で責められるのは確かに筋が通りません。 これに対して、倫理学でいうところの義務論という立場であれば、結果の如何に関わらず何をしたかで行為の善し悪しが問われ、徳倫理学と呼ばれる立場では、どういう動機、心情でやったかということが重視されます。倫理学では、帰結主義よりも、これらの立場の方がわれわれの「直観」、無意識のうちに受け入れている倫理観に沿っているということがよく指摘されます。 義務論の考え方からすれば、意図せ
日本マイクロソフトはノンプログラミングで業務アプリケーション開発を実現する開発ツール「Visual Studio LightSwitch」の日本語版β2を公開しました。無償でダウンロードし、試すことができます。 LightSwitchはSQL ServerやSQL Azureなどのデータソースを用い、データの参照や入力、更新などを行うための業務アプリケーションを、あらかじめ用意されたテンプレート画面にデータを対応させるマウス操作などで開発できる開発ツールです。プログラミングのための高度な知識を不要とし、業務を行うユーザー自身がAccessやExcelを使うように手軽に自分に必要なアプリケーションを開発できる、新世代の開発ツールといえるでしょう。 同社が公開しているビデオから、その機能を紹介します。 マウス操作だけのノンプログラミング開発 LightSwitchは業務アプリケーションにフォー
英語圏の総合科学誌「ネイチャー」の福島原発事故Q&Aの日本語訳(Part 1) 今日、米国東海岸時間で11時頃から、英米で主に編集されてる(出版は英国)総合科学誌の「ネイチャー」が、オンラインで福島原発事故に関するQ&Aを行いました。「ネイチャー」誌は、事故発生当時から、ブログやオンラインの紙面で、事故そのものや、それに関する現地測定のデータ、さまざまな国のさまざまな機関によるモデル試算の結果、日本や国際の関連機関のプレスリリースなどを、地道に報道してきました。それらは、こちらにまとめられています。⇒ http://www.nature.com/news/specials/japanquake/index.html 「ネイチャー」誌は、事故当初から、「総合科学誌」としての立場から、客観的に、刻々とレポートされてくる数値と過去の例(チェルノブイリなど)に基づく報道や社説を出してきています。記
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