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ブックマーク / apeman.hatenablog.com (169)

  • 「説明」と責任 - Apeman’s diary

    ちょっと間があいてしまったが、先日のエントリで「別稿にて」と予告しておいた件について。 当該のエントリで『日中戦争の国際共同研究 2 日中戦争の軍事的展開』の「まえがき」から引用した文章の冒頭にある「そうした論争もあったにせよ」とは、具体的には台児庄の戦いの戦略的な効果や三光作戦の計画性(上級司令部レベルでの)などをめぐるものだったとされているが、それよりも一般的なレベルの問題として次のようなことが記されている。 (……)日中戦争の侵略性を否定する日人研究者はいなかったが、それでも、日軍の「蛮行」の理由を説明(弁明ではない)しようとすると、激しい批判が加えられた。 (vページ) むろんそのやりとりを目撃していない人間として無責任に想像するなら、「弁明ではない」と称してはいるがいかにも「弁明」じみたことを口にした日側参加者もいたんじゃないの? などと考えることも可能ではある。しかしより

    「説明」と責任 - Apeman’s diary
  • 訳の分からん訳注 - Apeman’s diary

    さんがこのところホメオパシーと陰謀論にどっぷり浸かった陸自の現役一佐の問題をとりあげておられるのはみなさんご存知の通り。 http://azuryblue.blog72.fc2.com/blog-entry-800.html http://azuryblue.blog72.fc2.com/blog-entry-802.html http://azuryblue.blog72.fc2.com/blog-entry-809.html http://azuryblue.blog72.fc2.com/blog-entry-810.html これらのうち三つ目のエントリで引用されている、問題の一佐の著書を紹介した次のような記述を読んであることを思い出した。 陸上自衛隊1佐、小平学校人事教育部長の池田整治氏は、「もし 各国が同じ装備なら、私は旧(日)軍も自衛隊も世界最強だと判断 している」と、著

    訳の分からん訳注 - Apeman’s diary
  • 「日中歴史共同研究」への識者評 - Apeman’s diary

    「日中歴史共同研究」については案の定産経新聞が熱心に報じているので助かりますね。 【日中歴史研究】私はこう読む 現代史家の秦郁彦氏 「日弾劾色」に変化 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100201/plc1002010010002-n1.htm 南京事件について、中国側の報告書は典拠を明らかにした事実関係の記述にほぼ終始しており、日の弾劾から始まるプロパガンダ色が強かった従来の歴史論文と比べると、大きく変わったという印象を受ける。 事件の事実経過に限れば日側とほぼ同じと言っていいが、大きく違うのは「30万人以上」とする被害者総数だ。報告書では中国側の軍人参戦者を計15万人とし、市民の被害者については、ほぼ唯一の推計である「スマイス報告」から約3万人とする数字を挙げている。しかし、これだと軍人が27万人殺されたことになり、15万人の参戦

    「日中歴史共同研究」への識者評 - Apeman’s diary
  • 横浜裁判の一場面 - Apeman’s diary

    machida77 さんや bat99 さんが『神を信ぜず』について紹介してくださっているので(表3、表4までw)、私も一つのエピソード(第一話「武士道裁判」に出てくるもの)を紹介しておきたい。 訴追された事件は次のようなもの。墜落したB29のパイロットの内7名(重傷者2名、内1名は間もなく死亡)が捕虜となり、「元気な連中」が大隊部に連行されたあと残る重傷者が公衆の面前で斬首され、さらに「訓練」のため兵や見習士官が死体を銃剣で刺した。書の記述によれば斬首した下士官の上官である中尉と死体を刺した見習士官などが起訴され、中尉は絞首刑となっている。(下士官は当初行方不明であったが中尉の処刑後に逮捕・起訴、重労働終身刑。) さて、この裁判における最大の争点は、この殺害が被告の主張するように一種の安楽死としての「介錯」なのかどうか、であった。安楽死はともかく「介錯」をどう評価するかはもちろん異文

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  • 武士の情けで黙ってたんだけど、しかたない(追記あり) - Apeman’s diary

    「これはまたみごとな馬脚ですね」というエントリを書いた時点で、ガメ氏が「裁判記録」なんて読んでないことについては確信していたし、他方で万万が一出てくるならそれはそれで私にとって大歓迎なはなしなのであえて黙ってたことです。しかしああも根拠レスな憶測を自分のブログのコメント欄で垂れ流されたのではたまったものではない(実質を伴ったコメントならどんだけあっても大歓迎なんだけどね)。私にここまでさせたのは自分たちである、ってことをよく噛み締めるように>b:id:gouk、taroly のお二方。 「ごぼう」なひとびとのほうは、ブログ、読みました。 ドマジメなだけのひとなのかも知れないので、簡単に書いておきます。 プライベートモードのいちばん最後に出ていたメッセージ 「岩川隆「神を信ぜず」立風書房(文庫はダメ)「末尾参考図書」に挙がっていると思うよ。 あれは送ってもらえるんです。行かなくてもダイジョブ

    武士の情けで黙ってたんだけど、しかたない(追記あり) - Apeman’s diary
    makamaka_at_donzoko
    makamaka_at_donzoko 2010/01/29
    このオチは…… / ※欄が……
  • 「実感」至上主義について - Apeman’s diary

    途中から怒りが主たるモチベーションになっていたのだけれども、「実感」至上主義というけっこう重要な問題が浮上してきたようだ。予定している「靖国」についてのエントリとも関連するので、練りきれていないところもあるがざっと書いておく。 あの物語、「バターン死の行進の最中に弱ったアメリカ兵にキンピラゴボウを与えたせいで死刑になった日兵」は、表立って語られていない暗黙の相関者として「好意を理解しない、復讐心に燃える米兵」「日文化も理解せず、ゴボウをべさせただけで死刑にしたインチキ裁判の関係者」を存在措定していることに注意しなければならない。そしてこの「物語」はガメ氏の「涙」とそれに対する読者の「感動」を通じて「捕虜虐待という野蛮を裁く文明」という構図*1を逆転させ、ヒューマニズムを体現する日兵と野蛮なアメ公という構図をつくり出す。後者の構図においては虐待された捕虜の「実感」は復讐心という悲

    「実感」至上主義について - Apeman’s diary
    makamaka_at_donzoko
    makamaka_at_donzoko 2010/01/29
    ※欄 "コミュニケーション教育が「私がそう思うからといって、相手もそう思うとは限らない」ということを出発点にしてないからなのか"
  • 日本のお家芸 - Apeman’s diary

    ……といえばなんだと思いますか、みなさん? 人んちの日記読みに行って個人的な感想を指摘して 史実に即していない表現をしているってDISるってのは 日のお家芸だとは思うが、 (http://gattee.net/talk/201001/201001100.html) なんだそーですよ! すげーな。感動でことばを失ってしまいそうだ。「日のお家芸」なんだから私こそは真性日人であって、私のような人間を「反日サヨク」などと言ってる連中の方が大和魂のない非国民、ってことですねw ただまあ、表現をしていない、と指摘するのならともかく 頭ごなしに嘘つきやーい とか言うのはどうなんだと思うけど。 まだこんなこと言ってるよ! 俺が最初にどう書いたかはちゃんと明らかにしただろ? 「頭ごなしに嘘つきやーい とか言う」というのは一体どれを指していってるんだよ! それとも「これが私の主観だから、事実なんて関係な

    日本のお家芸 - Apeman’s diary
    makamaka_at_donzoko
    makamaka_at_donzoko 2010/01/29
    "竹槍でB29を落としてやるぞ!と沸き立っているところに「竹槍よりも飛行機を」と","書いた記者が硫黄島へ送られそうになるとか、インパール作戦で戦局打開!と盛り上がっているところに反対した将官が更迭されるとか"
  • マジで頭にきた - Apeman’s diary

    http://b.hatena.ne.jp/gouk/20100127 http://b.hatena.ne.jp/gouk/20100128 なんなの、このでたらめ野郎は? gouk id:Wallerstein氏 ?これApemanさんが言った台詞だろ?→「事実に即して話してくれ」←で、こういうことをガメさんに言うのって冷やかしじゃん(全然事実にあってないじゃん)って書いてるんだけど。その誤読はわざと? 2010/01/27 「冷やかし」=「全然事実にあってないじゃん」というのがまず理解できんが、現にガメ氏は事実に即さないはなしをしたんだから、「事実に即して話してくれ」といってなにが悪い? gouk id:Apeman氏 あれを「嘘」と言っちゃうから喧嘩にもならなかったんだと思うよ。「その調書や証言の中でい物として木の根をわされた」というものは確かにあったんだから。そこ読んで抱いた

    マジで頭にきた - Apeman’s diary
  • 「事実であろうと、なかろうと」 - Apeman’s diary

    サブタイトルは「事実に対するシニシズム」 >b:id:gouk cf. http://b.hatena.ne.jp/gouk/20100126 , http://b.hatena.ne.jp/gouk/20100127 , http://gattee.net/talk/201001/201001post-89.html まずはじめに。私たちは通常ひとの言うことをいちいち眉に唾つけるような態度で聞くわけではないし、また関心事は人それぞれ、同じひとでも文脈によりそれぞれであるわけだから、「ついでに国民のほうは「隣の国がうるせーで、あの死んだにーさんたちが集まってる神社はなかったことにすべ」とゆいだした」だとか、“ゴボウをべさせただけで死刑になった日兵がいる”といった記述をついついスルーしてしまうことがあるのはまあやむを得ないことであります。 そうはいっても、特に“ゴボウをべさせただけで死

    「事実であろうと、なかろうと」 - Apeman’s diary
  • ほんとうに水伝擁護論と同じだった! - Apeman’s diary

    http://b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/Apeman/20100125/p1 gouk id:y_arim氏 更に言うとそれ読んでガメさんが勝手に日兵の心を妄想したことについては、私はそりゃガメさんの受け取り方の問題で真偽は関係ないと思うよ。そんな妄想されて不愉快だって人がいるのも別に構わんし 2010/01/26 http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/kamayan/20100126%231264440843 gouk id:Wallerstein氏情報ありがとう。要は牛蒡だけが死刑を決めたように読めたのが気に入らないのね?心動かされたポイントだけを抜粋して個人ブログに書くのの何が悪いかわからんが→http:/

    ほんとうに水伝擁護論と同じだった! - Apeman’s diary
    makamaka_at_donzoko
    makamaka_at_donzoko 2010/01/27
    エセ科学批判対エセ科学批判批判の様相に
  • これはまたみごとな馬脚ですね(追記あり) - Apeman’s diary

    関連エントリ:http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20100122/p1 ガメ・オベールの日語練習帳iii-大庭亀夫の生活と意見 「ヒラリー・クリントンの奇妙な提案」 こんな↑タイトルのエントリが私に関係あるとは思わないじゃないですか。てっきり「裁判記録」の件にせよ靖国問題矮小化の件にせよだんまりを決め込むんだろうと思ってたからスルーしてたんですが、その後「念のため」と思ってスクロールして行ったらびっくりしましたよ。あわよくば「常連読者の目には留まるが、Apemanは気づかない」ですむと思ったのかな。それとも古いだからどうせ手に入るまいと高をくくったのか。まあ、世の中そう甘くないんだけどね。 なお、靖国問題矮小化の件は完全スルー。「ついでに国民のほうは「隣の国がうるせーで、あの死んだにーさんたちが集まってる神社はなかったことにすべ」とゆいだした」などと抜かすやつに

    これはまたみごとな馬脚ですね(追記あり) - Apeman’s diary
  • 「ゴボウ」伝説、再び - Apeman’s diary

    関連エントリ http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20060828/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20060901/p2 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20060907/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20071227/p1 こちらにコメントしたのだが後述するような事情で掲載される見込みがないのでエントリを立てることにした。直接問題にしたのはここでの gameover1001氏の次のような記述だ。 戦後の日人BC級戦犯の裁判記録を読んでいると、こういう些細な誤解が時にいかに重大な結果を引き起こすか、よくわかります。 わっしは、「死の行進」で弱りきったアメリカ兵になけなしのキンピラゴボウを分け与えたせいで戦犯として死刑を言い渡された日兵のところまで読んで活字が涙でにじんで読

    「ゴボウ」伝説、再び - Apeman’s diary
  • 問題は軍事的合理性が「あるか/ないか」ではない - Apeman’s diary

    私自身はモジモジさんとは違って「普天間基地県内移設に合理性は皆無」と言うつもりはないんですよ。なんせアメリカ側が「県内移設で」と言ってるわけだから、最低限「別に移設先は沖縄県内でかまわない」という程度の軍事的合理性はあると言うことは可能だろう、と。ある特定のシナリオを想定した場合に、ある部隊がある基地に駐留していると合理的かも、ってことまで別に認めたってかまわないんですよ。私にとって問題なのは(1)そのシナリオなるものが現時点でどれほどの蓋然性をもっていて、(2)またそのシナリオにおける有事なるものは事前にある程度予見可能なのか、それともまったくの不意打ちをくらうおそれがあるはなしなのか*1、という2点を踏まえ、そのうえでなお(3)沖縄(琉球)が日に編入された経緯から皇民化教育による同化の強制やらにもかかわらずの差別やら、土決戦のための捨て石にされたことやら戦後は戦後で人身御供にされた

    問題は軍事的合理性が「あるか/ないか」ではない - Apeman’s diary
  • ジェームズ・キャメロン、原爆投下に関するノンフィクションの映画化権獲得 - Apeman’s diary

    eiga.com 2010年1月8日 「ジェームズ・キャメロン監督、広島と長崎への原爆投下を映画化」 最新作「アバター」が全世界で大ヒット中のジェームズ・キャメロン監督が、広島と長崎への原爆投下を題材にしたノンフィクションの映画化権を獲得したことが明らかになった。 (中略) 同書は、被爆者と米軍パイロットへの綿密な取材をもとに、広島と長崎に原爆が投下されたあとの2日間を科学的なアプローチで再構築したノンフィクション。なかでも、1月4日に93歳で亡くなった、広島と長崎の両方で被爆した二重被爆者の山口彊(つとむ)さんの体験が作品の重要な部分を占めているという。 実は、「アバター」のプロモーションで昨年12月に来日したキャメロン監督は、ペレグリーノ氏とともに長崎の病院に入院中だった山口さんを訪問していた。その際山口さんから、自分の体験と核廃絶のメッセージを世界中の人々に伝えてほしいという願いを託

    ジェームズ・キャメロン、原爆投下に関するノンフィクションの映画化権獲得 - Apeman’s diary
  • 「都市型社会と防衛論争」 - Apeman’s diary

    http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20100102/p1 http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/mojimoji/20100102/p1 この↑問題との関連で。 松下圭一、「都市型社会と防衛論争」(1981年)、『戦後思想の歴史と思想』(ちくま学芸文庫)所収 現在、日にみられる防衛論争は、すでに保・革という政党対立の軸では割り切れず、それぞれ内部での分化もめだってきた。問題領域がひろがってきたからである。 だが、そのいずれにおいても、決定的ともいうべき盲点をもっている。この盲点とは、日における都市型社会の過熟の無視、さらには都市型社会についての理論フレームの欠如である。 かねがねのべているのだが、既成の防衛論議は軍備強化論から軍備無用論まで、あるいは現実主義者から平和主義者までふくめて、核問題に焦点をあてながら

    「都市型社会と防衛論争」 - Apeman’s diary
  • 「合祀」関連訴訟判決例 - Apeman’s diary

    遺族が靖国神社や護国神社への「合祀」の取り消しなどを求めて訴訟を起こした訴訟の判決より、ここで問題にしたい論点に関わる部分のみをクリップ。 昭和57(オ)902 最高裁判所大法廷 「自衛隊らによる合祀手続の取消等」 私人相互間において憲法二〇条一項前段及び同条二項によって保障される信教の自由の侵害があり、その態様、程度が社会的に許容し得る限度を超えるときは、場合によっては、私的自治に対する一般的制限規定である民法一条、九〇条や不法行為に関する諸規定等の適切な運用によって、法的保護が図られるべきである(最高裁昭和四三年(オ)第九三二号同四八年一二月一二日大法廷判決・民集二七巻一一号一五三六頁参照)。しかし、人が自己の信仰生活の静謐を他者の宗教上の行為によって害されたとし、そのことに不快の感情を持ち、そのようなことがないよう望むことのあるのは、その心情として当然であるとしても、かかる宗教上の感

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  • 東京裁判弁護団の反論にみる本質主義 - Apeman’s diary

    秋から読み始めたもののいろいろな事情でまだ読み終わらない『東京裁判 第二次世界大戦後の法と正義の追求』(戸谷由麻、みすず書房)より。旧日軍の残虐行為に関する各国の検察団の立証努力を紹介し、さまざまな類型の残虐行為が各戦線で行なわれていたことを検察が立証しようとしたことを指摘したうえで、弁護団の弁護方針について次のように述べている。 検察側の膨大な証拠に直面した弁護側はどのような反駁をこころみただろうか。回答はというと、弁護側は検察側の証拠書類にも証人にも基的には挑戦せず、南京事件のときと同様、日軍が広範かつ頻繁に残虐行為をおこなったことを事実として認めたのだった。ただ、弁護側は、「日国家指導者が個人責任を負う」という検察側の主張に対して争った。日軍による残虐行為が広範だったとは認める一方、同じ類型の戦争犯罪などは検察側の証拠書類から浮かびあがらないと主張、そして中央政府や軍参謀部

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  • 旧日本軍兵士による戦時性暴力の解釈 - Apeman’s diary

    http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/1366558/ 上記↑エントリについて id:y_arim から idコールを貰って、こう言われたんだけど…… GHQによる占領中、中途半端に「東アジアにおける共産化への防波堤」として西側に拾い上げられたことが、戦後にねじくれた意識を醸成したのではないかとは思っている。これはid:Apemanの参戦に期待すべきか……。 「参戦」ってのはコメント欄に、ってことかな? いちおう iza! のアカウントはとってもいるんだけど、なかなか構図がややこしいので(南京攻略戦参戦者にはなしを聞いたことがあって「南京事件は幻だったというつもりはまったくない」と言っているブログ主も「情報戦」脳だし)よく考えたうえでなければ……。ただ、『南京 引き裂かれた記憶』についての次のような記述についてはたまたま、近いうちにとりあげようと思っ

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  • 次なるターゲットは関東大震災時の朝鮮人虐殺? - Apeman’s diary

    こんなが出たそうです。 工藤美代子、『関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実』 『SAPIO』に連載されていたとのことで、チェックを怠っていたことを後悔しています。版元のサイトなのに目次情報すらないのですが、連載時のタイトルは次のようなものでした(CiNii で調査)。 関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実 第1章 大正十二年九月一日--無間地獄の帝都 関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実 第2章 液状化する大正時代--朝鮮人激増 関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実 第3章 「流言蜚語」というまやかし--自警団は「正当防衛」だった 関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実 第4章 「襲来」報道を抑えた後藤新平の腹--戒厳令下の治安担当者たち 関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実 第5章 揺るぎない前提として書かれた虚構--「戒厳令違法説」と「朝鮮人大虐殺」 関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実 第6章 トリック数字がまかり通る謀略-

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  • 米兵、「家庭での居場所失う」不安 - Apeman’s diary

    今日(3日)の朝日新聞(大阪社)朝刊に「米兵 深まる心の傷」と題する記事が掲載されている。戦場体験に起因するPTSDももちろんとりあげられているのだが、興味深いのは次のような指摘。 (…)基地広報のハラデー中尉は「戦場で銃撃をしたり、仕掛け爆弾の危険にさらされたりするより、繰り返し派遣されることによって家族との関係が壊れることが、兵士の心に最も影響を与える」と話す。 帰還兵が心の問題を抱える最大の原因は、長期間の派遣の間に、家庭での居場所を失うことだという。同基地はこの数年、帰還兵の心の問題に対応する専門家を増やし、現在は24時間体制で相談を受け付けている。 普通のサラリーマンの単身赴任が当たり前のこととして通用している日ではそもそも問題として認知されることすら困難だろうなぁ、と。

    米兵、「家庭での居場所失う」不安 - Apeman’s diary