山本太郎氏に「切腹用の刀」 元防災相「間接的な殺人しない」 自民党の鴻池祥肇元防災担当相は14日の麻生派会合で、秋の園遊会で天皇陛下に手紙を手渡した山本太郎参院議員宛てにナイフが入った封筒が届いた事件に関し「切腹用の刀が送られたそうだ」と述べた。不穏当な発言との批判が出そうだ。 「犯人は私ではない。私は近くに寄って、すぱっといくから。間接的な殺人はしない」とも述べた。 鴻池氏は7日の派閥会合でも、山本氏について「天誅(てんちゅう)を加えなきゃいかん」と非難していた。
橋下市長 想定外れた?市職員の子も“私学の割合”変わらず 大阪市に住む同市教職員の子供のうち市立以外の小中学校に通う比率は6・4%で、市内の全小中学生の平均6・3%と同水準だったことが28日、市の調査で分かった。「教職員だってみんな子供を私立に通わせている」と主張する橋下徹市長が調査を指示していた。 橋下氏は市の教職員家庭が市立以外の進学先を選択する傾向が強いと見込み、導入を目指す学校選択制に批判的な勢力を“攻撃”する材料にしたい意向だったが、想定が外れた格好だ。 調査結果によると、大阪市内に住む市職員や市立学校教職員の子供の小中学生は5942人。うち市立に通うのは5564人で93・6%だった。残りの6・4%は国立も含むが、大半は私立とみられる。 一方、市内の小中学生は18万6955人。うち市立は17万5201人で93・7%、残りは6・3%だった。 学校選択制は子供の通学先につい
弁護側異例の呼びかけ“予断と偏見捨てて” 【押尾被告初公判】押尾被告の男性弁護人の一人は冒頭陳述で「最初に!」と大声で言い「報道やイメージではなく、裁判で見聞きする証拠で判断してください」と、裁判員に異例の呼びかけを行った。 事件は昨年8月から何度も報じられており、弁護側はまず裁判員の先入観、予断の打ち消しに躍起となった。弁護人は「マスコミは被告の人間性を悪く仕立てて、見殺しにしたように報じている。裁判員にもそういうイメージがあると思う」と指摘。その上で「予断と偏見を捨てなければ間違った判断を生む」と声高に訴えた。 検察側は田中さんの容体急変を映画の登場人物に例え「両目を見開き“エクソシスト”の女の子のよう」「“呪怨(じゅおん)”の男の子のように無表情でうなり声をあげて亡くなった」と説明。弁護側が裁判員に報道の影響排除を求める一方で、検察側は裁判員向けにセンセーショナルで分かりやすい例え
暗く狭い部屋 家具は不良品…弱者を食い物にした「家のはしら」 日当たりの悪い部屋で生活実態を訴える男性 Photo By 共同 日の当たらない暗く狭い部屋、わずかな家具は不良品…。知人をホームレスに偽装して福祉を食い物にしていた疑惑が浮上した不動産会社「家のはしら」。囲い込んだ生活保護受給者が暮らすアパートは、弱者からむしり取る「貧困ビジネス」の実態を示していた。 大阪市東住吉区の物件に入居する無職男性(58)は「適当なことを言ってわしらをだまし食い物にした」と憤る。日雇い労働していた男性は不景気で仕事が激減し、住み込み先の宿代など3300円を工面できないほど生活が困窮した。 3月、知人に「生活保護は1人で申請しても通らない。この人とだったら簡単に認められる」と「家のはしら」社長(57)を紹介された。社長に連れられ、数人と同市大正区役所に行き生活保護を申請。書類は社長が整えていた。
バス運転手 不適切発言「盲導犬を乗せるのは嫌だ」 盲導犬を連れてバスに乗った岡山市の視覚障害者の女性に、男性運転手が「乗せるのは嫌」など不適切な発言を繰り返したとして、関西盲導犬協会(京都府亀岡市)が岡山県バス協会とバス会社に改善を申し入れていたことが1日、分かった。 盲導犬協会によると、女性は2月、路線バスに乗車中、運転手から「車内が犬の毛で汚される」と言われた。女性の相談を受けた盲導犬協会が、改善を県バス協会に要請。バス協会は加盟各社に盲導犬への理解を求めた。 しかし女性が5月に乗車した際にも、同じ運転手が「犬を乗せるのは嫌だ」と発言。再び相談を受けた盲導犬協会が、県バス協会とバス会社に改善するよう口頭で申し入れた。 身体障害者補助犬法は、バス会社など公共交通機関が盲導犬同伴での乗車を拒むことはできないと明示している。 バス会社は「事実関係が確認できていないのでコメントは控える
「国技守る」のが責任…名古屋場所、強行開催へ 武蔵川部屋からは雅山、垣添ら野球賭博に関係すると見られる力士の名札が付いた荷物がトラックで運び出された Photo By スポニチ 大相撲の野球賭博問題で揺れる名古屋場所(7月11日初日、愛知県体育館)が強行開催される可能性が高くなった。特別調査委員会は25日、開催の是非と野球賭博関与力士の出場の可否を審議する緊急理事会と評議員会を、28日に東京・両国国技館で開くと発表。調査委の提言を受け、7月4日の理事会を前に、名古屋場所開催の方針を決定することになりそうだ。 野球賭博問題の影響により開催が危ぶまれている名古屋場所について、協会の外部理事も務める村山弘義委員(元東京高検検事長)が一歩踏み込んだ見解を示した。この日、両国国技館で行われた特別調査委員会の会見で「(名古屋場所を)開催できないかもしれない可能性をつくったのは協会の責任」とした上で「責
視聴者提供…紛失した「刑事コロンボ」の声復活 刑事コロンボ」の日本語吹き替えを務めていた故小池朝雄さん Photo By 提供写真 故小池朝雄さんが声優を務めた米の名作ドラマ「刑事コロンボ」の日本語吹き替え版で、長く紛失していた一部音源が見つかり、オリジナルどおりNHKが再放送することになった。視聴者からNHKに過去の放送を録画したビデオテープが届き復活。85年の小池さんの死後、旧シリーズ最終作(45話)の「策謀の結末」だけ吹き替え音源がなくなり、別の俳優が務めて放送していた。 「うちのカミさんがね…」。ピーター・フォーク(82)演じる刑事コロンボを愛きょうたっぷりに吹き替えた小池さんの声で、シリーズの中でも名作中の名作がよみがえる。 米NBCが68〜78年に放送した旧シリーズ全45話は、72〜79年にNHKで放送。ところが、小池さんが54歳で亡くなってから、45話だけが行方不明になって
中畑清氏参院選!「たちあがれ日本」が擁立へ 新党「たちあがれ日本」から参院選擁立されることが明らかになった中畑清氏 Photo By スポニチ 4月に結成された新党「たちあがれ日本」が今年7月の参院選に、元巨人で活躍し、アテネ五輪野球日本代表監督代行を務めた中畑清氏(56=スポニチ本紙評論家)を擁立する方針であることが8日明らかになった。今後、中畑氏の意向を確認した上で、週明けにも公認候補として発表する。同党では比例代表の目玉的存在として中畑氏に期待している。 「たちあがれ日本」は平沼赳夫元経済産業相と与謝野馨元財務相らが4月に立ち上げたばかりの新党。党名は石原慎太郎・東京都知事が命名した。「打倒民主党」を掲げる同党は、無党派層の取り込みを目指し、知名度、人気の高い候補者探しを模索していた。ここにきて元巨人で活躍し、明るいキャラクターで人気の高い中畑氏に白羽の矢を立てた。 中畑氏は85
社会と隔絶!想像絶するマンホールで過ごす男女らの青春 ブカレスト北駅前のマンホールの中で、仲間と話すマリウス・ドラゴシンさん(右) Photo By 共同 20年余り前にチャウシェスク独裁政権が崩壊、2007年に念願の欧州連合(EU)加盟を果たしたルーマニア。しかし、独裁政権末期に生まれ、人生の大半をホームレスとして過ごしてきた若者らの問題は未解決のままだ。貧困を理由に親に捨てられるなど、その数は首都ブカレストだけで推定400人。盗みに麻薬、売春…。異臭に満ちた地下のマンホールで社会と懸け離れた青春を送っていた。 首都最大のブカレスト北駅。駅前の公園の中にある狭い穴を約4メートル降りると、中央に都市暖房用の太い温水パイプが通る10畳ほどの真っ暗なコンクリートの空間が広がる。市内に点在する温水パイプのメンテナンス用マンホールの一つだ。 中で暮らしているのは18〜27歳の男女8人。ごみが散
市長の差別発言が影響 駅伝出場辞退 鹿児島県阿久根市が14日開催する高校駅伝大会に選抜された福岡県の大牟田高校が出場を辞退していたことが5日、分かった。竹原信一阿久根市長の障害者差別とも取れる言動を問題視したとみられる。
知事選初日の大仁田氏「ファイヤー!」も観衆ゼロ 任期満了に伴う長崎県知事選(21日投開票)は4日告示され、元プロレスラーの大仁田厚元参院議員(52)ら過去最多となる無所属新人7人が立候補を届け出た。 大仁田氏は尊敬する坂本龍馬にあやかろうと、「坂本龍馬展」を開催中の長崎歴史文化博物館(長崎市)前で「長崎の宣伝マンとして使っていただきたい!」と第一声。約10分間の演説では政策については一切触れずに、故郷への思いを述べただけ。最後にはお決まりの「ファイヤー!」と絶叫した。 博物館は駅から離れており、人通りの少ない場所にあることから観衆はほぼゼロという寂しさ。さらに、警察から選挙カーに掲げた名前のボードが規定より大きいとの指摘を受け、急きょ約5センチも切断するはめに。この作業で約1時間半も足止めされ、予定していた街頭演説をドタキャンするなど前途多難のスタートとなった。6日と7日には親交のある
石原都知事「アヘアヘウヒハアヘウヒハ」 30日に開かれた東京招致委の懇親会で、この日77歳の誕生日を迎えた石原都知事はハイテンションだった。 アースマラソンで現地入りしたタレントの間寛平に対し、ギャグをまねて「アヘアヘウヒハアヘウヒハ」と語りかけ、招致が成功した場合は「チャチャマンボ」を一緒に踊ることを約束。海外メディアに対しては「16年五輪が地球上で行われる最後の五輪になるかもしれない」とドッキリ発言を口にした。今後、環境問題が切迫することを示し、東京の環境問題への取り組みをアピールするものだったが、フランス人記者から「それは16年五輪が東京で開催されなければ、五輪はなくなるということか?」と質問されるなど、真意が伝わったかは微妙だ。
たばこ協会が検察に…タスポ利用情報を提供 たばこ自動販売機の成人識別カード「タスポ」を発行する日本たばこ協会が、特定の個人が自販機を利用した日時や場所などの履歴情報を検察当局に任意で提供していた。個人の生年月日や住所、電話番号、カード発行日などのほか、たばこ購入の日時や利用した自販機の所在地を一覧表にして提供。免許証など顔写真付き身分証明書の写しが添付された申込書のコピーを渡した事例もあった。 タスポの情報は、カード使用者がいつ、どこでたばこを購入したかという蓄積された履歴を見れば、生活拠点や行動パターンをある程度把握できるのが特徴。行方の分からなかった罰金未納者の所在地特定につながったケースもあったという。 クレジットカードや携帯電話の使用履歴はこれまでも捜査当局に使われてきたが、タスポ情報は初めてとみられる。
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