🤔 どんな人向けの記事か ☑︎ これから AWS Step Functions で定期バッチのワークフローを構築したい人 ☑︎ AWS Step Functions の同時実行数制御を行いたい人 🐈⬛ 背景 AWS Step Functions(以下、Step Functions)のユースケースの一つとして、EventBridge Schedulerと組み合わせた定期バッチの実行があります。 EventBridge自体の実行保証は、1回以上となっています。そのため、スケジュールしたイベントが複数回発行されるケースが存在します。また、定期バッチを行う場合、特定のタイミングでバッチの実行時間が長くなり、実行中に次のバッチが開始されることがあります。 基本的には、冪等性を保つことで重複実行されても問題ない実装をアプリケーション側で行うことが重要ですが、冪等性のある実装でも、実行コストが高い