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ブックマーク / courrier.jp (9)

  • 『三体』作者の劉慈欣に聞く「自身のSFのシンプルなおもしろさ」 | SFを通して描く「人間の本性」

    人類を「宇宙を理解したサル」と定義してみせたのは、行動生物学者のスティーブ・スチュワート-ウィリアムズだが、中国SF作家の劉慈欣の小説を読むと、まさにその「宇宙を理解したサル」たちの世界を存分に味わえる。 『三体』三部作が世界的にヒットしたいま、劉慈欣は世界で最も高名な作家の一人となった。ネットフリックスでは、『ゲーム・オブ・スローンズ』の製作陣が手掛けたドラマ版『三体』も視聴できる。劉の短編小説『流浪地球』を原作とする中国映画『流転の地球』が興行的に大成功を収めたことも記憶に新しい。 劉の作品に出てくる人類は、ありとあらゆる可能性に満ちている一方で、「旧石器時代から変わらない感情」、「中世に作られた社会制度」、「神のようなテクノロジー」という三つの特徴を持つ存在として描かれる。 いまでこそバラク・オバマ、イーロン・マスク、マーク・ザッカーバーグから絶賛を受けるSF作家となった劉慈欣だが

    『三体』作者の劉慈欣に聞く「自身のSFのシンプルなおもしろさ」 | SFを通して描く「人間の本性」
  • 中国で「自殺したい人」を見つけるAI アルゴリズムは“心の病”の救世主になれるのか | 人工知能の有効性と限界

    の人々の書き込みが集まる「樹洞」 2012年、中国東部・南京市に住む一人の学生がSNSの「Weibo(ウェイボー)」に「さようなら」と書き込み、自ら命を絶った。その投稿には何百万ものコメントが寄せられ、ほどなくしてそこはを抱える人々がオンラインで集う場になった。 ユーザーたちは、声に出して言えないことを吐露する場所という意味で「樹洞(じゅどう)」と呼んだ。そして、9年経った今でも、そこには毎日新たな書き込みがある。 ウェイボーのこうした書き込みを人工知能AI)で検出し、自殺の危険性があるユーザーを特定しているのが「樹洞レスキュープロジェクト」だ。 オランダを拠点とする中国人コンピュータ科学者の黄智生が設計したアルゴリズムがもとになっており、仕組みはこうだ。 まず危険を察知したアルゴリズムが、その書き込みにフラグを立て、対話アプリ「WeChat(ウィーチャット)」のグループ機能でボラン

    中国で「自殺したい人」を見つけるAI アルゴリズムは“心の病”の救世主になれるのか | 人工知能の有効性と限界
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2021/10/12
    対象はSNS限定だけど『PSYCHO-PASS』のシビュラシステムに近づきつつあるw〉「ウェイボーのこうした書き込みを人工知能(AI)で検出し、自殺の危険性があるユーザーを特定しているのが「樹洞レスキュープロジェクト」」
  • 選手の勇姿に“熱狂”しつつ、“冷静”な目で問題を指摘し続けなければ五輪は何も変わらない | 非難するのが開催前だけでは何も変わらない

    この50年、オリンピックは見逃せない人気テレビ番組として仕立てあげられてきた。その間、古くなった競技を残しながら、必死に若い視聴者を取り込もうとしてきた。 東京五輪では新種目としてスケートボード、サーフィン、スポーツクライミングが加わるが、これらの種目で金メダルが授与される日が、それぞれ射撃、フェンシング、近代五種と重なる工夫もされている。 もっとも五輪廃止論に賛同する人は少数派だ。オリンピックはいまも多くのスポーツの頂点だからだ。 オリンピックにすべてをかけるアスリートもいる。アスリートにとって、それは一生の仕事であり、キャリアの頂点となりうる。倫理的な理由で五輪の出場を辞退するアスリートは少数だ。一人もいないといってもいいかもしれない。 東京五輪でも期待どおりの興奮があるのは間違いない。だが、パンデミックのために無観客開催となったので、東京五輪は二次元の劇場を世界に発信するイベントとな

    選手の勇姿に“熱狂”しつつ、“冷静”な目で問題を指摘し続けなければ五輪は何も変わらない | 非難するのが開催前だけでは何も変わらない
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2021/07/22
    オリンピックの持続可能性を問う記事。/最大スポンサーであるテレビの衰退、主催都市への負担増、気候変動、来る北京五輪での人権問題など国際情勢の変動…硬直化したIOCで対応できるのか?
  • 「信じない人のための宗教」が流行する!? « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    こんにちは、ヨーロッパ班の松村です。半夏生の今日は、3年半ぶりに「うるう秒」のある日でもあります。午前9時の前に“8時59分60秒”が加わって、いつもより1日が1秒分長くなるそう。それにしても、なぜ9時前にうるう...こんにちは、ヨーロッパ班の松村です。半夏生の今日は、3年半ぶりに「うるう秒」のある日でもあります。午前9時の前に“8時59分60秒”が加わって、いつもより1日が1秒分長くなるそう。それにしても、なぜ9時前にうるう秒が入るのか? それは、国際基準である英国のグリニッジ標準時から、9時間の時差があるから。グリニッジでは、7月1日を迎える直前にうるう秒が入るそうです。でもどうせなら、日曜日が長くなるほうが嬉しいですよね。 さて、変化の時代の宗教の“新常識”を特集したクーリエ・ジャポン8月号。そのなかでは、2025年の世界の宗教人口を予想した「世界一キリスト教徒の多い国は『中国』に

    mame-tanuki
    mame-tanuki 2012/07/01
    作家アラン・ド・ボトン「宗教を信じることは、ひとつのコミュニティーに入ること」「無宗教になるということは、さまざまな人と知り合う機会を失うということ」
  • クーリエ・ジャポン創刊6周年記念号 本日25日(金)発売です。 « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    お待たせいたしました。日、クーリエ・ジャポン1月号が発売になりました。 おかげさまで、クーリエはこの号で創刊6周年を迎えることがで...お待たせいたしました。日、クーリエ・ジャポン1月号が発売になりました。 おかげさまで、クーリエはこの号で創刊6周年を迎えることができました。これからも新しいチャレンジを続けて参りますので、今後ともクーリエにどうぞご注目ください。 さて、創刊6周年記念号ということで、今号は増ページでお届けしています。巻頭特集は「『未来』はこうして創られる」。”理系最高峰”の大学として名高いMIT(マサチューセッツ工科大学)はご存じかと思います。この特集は、MITのなかでも「未来を生み出す研究所」として名高い「メディアラボ」の全面協力のもとに実現した企画です。 メディアラボはKindleに使われているEインクやGoogleストリートビューの基幹技術など、私たちの生活

    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/11/26
    面白そう>「巻頭特集は「『未来』はこうして創られる」」「MITのなかでも「未来を生み出す研究所」として名高い「メディアラボ」の全面協力」「「未来を創る人たちの条件」を探りました」
  • ビジネス・リーダーの25人に1人がサイコパス!? « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    版権担当のTです。 先月、米タイム誌のブログが、心理学者ポール・バビアック博士による研究を紹介していました。米国企業を対象に行われた調査ですが、これによると、ビジネス・リーダーの25人に1人は「サイコパス的」な...版権担当のTです。 先月、米タイム誌のブログが、心理学者ポール・バビアック博士による研究を紹介していました。米国企業を対象に行われた調査ですが、これによると、ビジネス・リーダーの25人に1人は「サイコパス的」なんだそうです。これは米国の一般人口における割合の4倍になります。 バビアック博士は、管理職のトレーニング・プログラムに参加するように選出されたビジネスマン203人を対象に、ロバート・ヘア博士のサイコパス・チェックリストの一種を使って彼らのサイコパス的な特性を診断しました。 道徳心が全くないことや、自分の権力や利己的な喜びだけに関心を持つことがサイコパスの特徴として挙げられ

    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/10/12
    政治家を対象にした同じ調査をやってみて欲しいw
  • 『百年の孤独』が中国でバカ売れ « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    中国担当のMです。 最近、気になっていたことがありました。 中国で、『百年の孤独』が売れているのです。 『百年の孤独』といっても、残念ながら日の...中国担当のMです。 最近、気になっていたことがありました。 中国で、『百年の孤独』が売れているのです。 『百年の孤独』といっても、残念ながら日の焼酎じゃあありません。 コロンビアのノーベル賞作家、ガブリエル・ガルシア=マルケスが発表した小説です。ちなみに出版からすでに44年経っています。 そのがここ数ヵ月ずっと、中国各地でベストセラーとなっているのです。 なぜ、いまごろ・・・・・・。中国で出版できないような内容だったっけ、といろいろ考えてみましたが思い当たる節はありません。それどころか、ガルシア=マルケスは中国では比較的人気のある作家だったはず。ずいぶん前に、彼の著作『予告された殺人の記録』をベースにした映画『血祭りの朝』(

    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/08/31
    『百年の孤独』の主人公の一人にちなんだ はてなIDを名乗る某ベストセラー作家さん( http://goo.gl/dyRRu )、次の金脈は中国ですよ、中国ッ!!
  • 平和なノルウェーを震撼させたテロ事件 « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    こんにちは、WNHチーフの鈴木です。 欧州連合(EU)27ヵ国の人口が、今年5億250万人(1月1日現在)になったというニュースがこの週末報じられました。前年比で140万人近くの増加だそうですが、この数字には新生...こんにちは、WNHチーフの鈴木です。 欧州連合(EU)27ヵ国の人口が、今年5億250万人(1月1日現在)になったというニュースがこの週末報じられました。前年比で140万人近くの増加だそうですが、この数字には新生児の数はもちろん、移民人口の増加も含まれています。そして実際には、移民の人口増加率(1,7%)が、出生による増加率(1%)を上回っているのです。 いま欧州における移民といえば、思い浮かべるのが7月22日にノルウェーの首都とその近郊で起きた爆弾・乱射テロ事件ではないかと思います。 ノーベル平和賞で知られるこの北欧の国のイメージは、日はもとより欧州諸国でも、平和で

    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/08/03
    2011年は多くの人にとって記憶に残る年に>「ノルウェーにとって7月22日は、米国にとっての9.11、日本にとっての3.11のように、7.22として歴史に刻まれるのでしょう」
  • 世界中の雑誌が「震災」を表紙で取り上げました « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    表紙担当の南です。 5月号では海外メディアが東北関東大震災をどう報じたか、を特集しました。お読みいただければ、世界中のメディアが日に対してあたたかいエールを送ってくれていること、日が必ず復活すると...表紙担当の南です。 5月号では海外メディアが東北関東大震災をどう報じたか、を特集しました。お読みいただければ、世界中のメディアが日に対してあたたかいエールを送ってくれていること、日が必ず復活すると確信していることがわかると思います。 先日、英「インディペンデント」紙が「がんばれ、日。がんばれ、東北。」という日語でのエールを一面に掲載したことが、日のメディアでも報じられました。同紙はその後も、別冊の表紙に「根性」という文字を大きく掲載しています。 日の新聞同様、海外の新聞も被災地の写真を大きく掲載するのが一般的なので、同紙の一面は確かに異色でした。私も最初に見たときは新聞

    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/03/28
    テーマを大別すると「震災の悲惨さ」方向と「放射能の恐怖」方向に二分。少数派に「頑張れニッポン」や「ゲイシャJAPAN」w
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