【5月30日 CNS】中国・広東省(Guangdong)の広州白雲国際空港(Guangzhou Baiyun International Airport)で20日、機体にライチのデザインを施した中国南方航空(China Southern Airlines)の「広東ライチ号」が初フライトをした。中国南方航空と広東省農業農村庁が合同で企画し、特産品のライチをPRした。 中国は世界一のライチ生産国で、広東省は中国国内で最大のライチの産地。中国南方航空の担当者は、「広東ライチ号」は広東省の農業活性化を支援する狙いがあるとしており、機内の座席テーブルや荷物入れなどもライチのデザインを取り入れている。 新型コロナウイルスの流行以降、中国では民間航空が旅客機を貨物輸送機に切り替え、各地の特産品を国内外に運んでいる。中国南方航空は上海、深セン市(Shenzhen)、大連市(Dalian)、長沙市(Chan