中国科学院・微生物学研究所のジョージ・ガオ教授はロイターへの電子メールで、中国で新型コロナウイルスの新たな変異株や特殊な変異株が出回っている可能性が懸念されていることについて、「世界は完全に安心すべきだ」と訴えた。写真は武漢で横断歩道を渡る人たち。2022年12月撮影(2023年 ロイター/Tingshu Wang) [香港 8日 ロイター] - 中国科学院・微生物学研究所のジョージ・ガオ教授はロイターへの電子メールで、中国で新型コロナウイルスの新たな変異株や特殊な変異株が出回っている可能性が懸念されていることについて、「世界は完全に安心すべきだ」と訴えた。 ガオ氏は中国疾病予防コントロールセンター(CDC)の元所長。8日に英医学誌ランセットで公表した同僚と共著の論文では、中国で直近に起こった感染爆発の初週に新変異株が検出されなかったとの調査結果を示した。 調査は昨年11月14日から12月