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ブックマーク / www.itmedia.co.jp (72)

  • サッカーのシュート映像などを自動抽出するNTTのAI技術 プレイバック映像配信のトライアルを開始

    NTTドコモは、スポーツ競技を録画した映像から、サッカーのシュートやゴールシーンなどを自動で抽出するAI人工知能技術「スポーツ動画センシング」を開発。同技術と「マルチアングル自動録画システム」を連携させ、一般プレイヤーが自身の競技映像をいつでも視聴できる動画サービスのトライアルを、サッカードットコムと共同で実施する。実施期間は2018年2月1日から4月30日を予定している。 同トライアルは、サッカードットコムが管理する「FUTSAL POINT 両国インドアFコート」にマルチアングル自動録画システムを導入して実施する。 マルチアングル自動録画システムは、コートに設置した7台のカメラによる複数アングルの映像をフルハイビジョンで自動録画し、即座にタブレット端末などから視聴できるようにするもの。その場でプレイヤーが自身の競技映像を確認したり、後から自分の好きなカメラ映像、時間で振り返ったりす

    サッカーのシュート映像などを自動抽出するNTTのAI技術 プレイバック映像配信のトライアルを開始
  • 量子コンピュータのエラー、通常のPCで計算可能 東大が研究

    東京大学の研究グループはこのほど、量子コンピュータの内部で発生したエラーを、一般的なデスクトップPCで正確に高速で計算できる手法を開発したと発表した。量子的なエラーを粒子の運動に捉え、通常のPCでも計算可能にした。実用的な量子コンピュータの開発に役立つという。 量子コンピュータは、量子ビットという情報単位を用いる。0と1に加え、0と1の「重ね合わせ状態」(量子の重ね合わせ)を表すことができ、よりたくさんの値を扱えるため従来の計算や解析を短時間で行えるといい、米MicrosoftGoogleなどが実用化を目指している。 量子ビットには、0と1が入れ替わる通常のエラー以外に、0と1の「重ね合わせ」の比率が少しだけずれる特有のエラーがある。量子コンピュータの開発には、このエラーを訂正しながら計算を続ける仕組み「量子誤り訂正」が必要だが、エラーをどの程度減らせば訂正がうまくいくかを見積もるには計

    量子コンピュータのエラー、通常のPCで計算可能 東大が研究
  • Webブラウザでディープニューラルネットワーク高速実行 東大、「WebDNN」開発

    「あなたのスマホへ最新の人工知能をお届けします」――東京大学は10月17日、スマートフォンやPCのWebブラウザ上で、ディープニューラルネットワーク(DNN)を高速で実行できるソフトウェアフレームワーク「WebDNN」を開発したと発表した。画像認識処理なら従来の約50倍の速度で実行でき、「世界最速」をうたう。Webサイトでサンプルを試せる。 DNNは画像や音声の認識・生成に有効な手法だが、計算負荷が高いため、Webサービスに組み込むためには、サーバ側で大量の計算機を用意するか、ユーザーの端末に専用アプリをインストールする必要があった。WebページにDNNの処理を行うソフトを組み込み、Webブラウザで開いて端末上で計算処理を行わせるというアイデアもあったが、既存のシステムは処理速度が遅く、実用的なサービスを提供することが難しかった。 今回、実行結果が変わらない範囲で計算量を削減したほか、We

    Webブラウザでディープニューラルネットワーク高速実行 東大、「WebDNN」開発
  • どんなことに向いている? 10分で知る「ブロックチェーン」の使い道

    「ビットコイン(Bitcoin)」に「ブロックチェーン」――ニュースなどで耳にする機会が増えた言葉です。技術自体の利便性が高いことから、IT・金融関連を中心にさまざまな業種の企業が利活用を模索しています。しかし、これらの言葉について理解が進んでいない、あるいは曖昧になってしまっているという人も少なくないと思います。 先日、日ブロックチェーン協会の樋田桂一事務局長と、電縁の石原玲一取締役(JBA事務局員兼務)の2人からブロックチェーンの基について話を伺い、その模様をまとめました。 →今更聞けない「ブロックチェーン」あれこれ 基を5分で解説 引き続き、この記事ではお2人からブロックチェーンの活用法についてお話を伺い、その模様をまとめました。 読者の皆さんにとって、参考になれば幸いです。 ブロックチェーン利用は4つの軸に大別される ―― ブロックチェーン技術がビットコインを実現するために生

    どんなことに向いている? 10分で知る「ブロックチェーン」の使い道
  • Google、プログラミング不要で“機械学習”試せるサイト公開

    サイトは、Googleが8月にリリースした、ブラウザ上で機械学習の訓練と推論を実行できるJavaScriptのライブラリ「deeplearn.js」を用いて作られた。サイトのソースコードはGitHub上に公開している。 Google Creative Labのデザイナーであるバロン・ウェブスターさんは、ブログで「機械学習について興味がある人々が、もっと簡単に機械学習を試せるようにしたかった」とコメントしている。 関連記事 Google、人間のように線画を描く人工知能「sketch-rnn」を養成中 Googleがお絵かきゲーム「Quick, Draw!」にユーザーが手描き入力した膨大なデータを学習材料に訓練した人工知能「sketch-rnn」は、ネコやブタの線画を人間のように描く。 Google、手描きの絵を機械学習でプロの絵に置き換える「AutoDraw」公開 AutoDrawは、タッチ

    Google、プログラミング不要で“機械学習”試せるサイト公開
  • Google、音声認識システム訓練用データセットをオープンソースで提供

    Googleが、クラウドソーシングで集めた6万5000件の短い英単語の音声録音のデータセット「Speech Commands Dataset」をオープンソースで公開した。Mozillaも年内の1万時間分のデータ公開を目指している。 米Googleは8月24日(現地時間)、音声認識機能搭載アプリ開発向けの基的な音声命令のデータセット「Speech Commands Dataset」をオープンソースで公開したと発表した。公式ブログ内のリンクをクリックすると圧縮ファイルをダウンロードできる。 Speech Commands Datasetは、同社の機械学習ライブラリ「TensorFlow」を手掛けるチームと、人工知能AI)向けハードウェアキット提供プロジェクトAIY(Artificial Intelligence Yourself) Projects」チームが共同で開発したもの。 データは

    Google、音声認識システム訓練用データセットをオープンソースで提供
  • 今更聞けない「ブロックチェーン」あれこれ 基本を5分で解説

    最近、ニュースで良く耳にする「ビットコイン」や「ブロックチェーン」という言葉。聞いたことはあっても意味までしっかり理解している、という人は少なくないと思います。そこで、日ブロックチェーン協会の「中の人」に解説してもらいました。 「ビットコイン(Bitcoin)」に「ブロックチェーン」――ニュースなどで耳にする機会が増えた言葉です。技術自体の利便性が高いことから、IT・金融関連を中心にさまざまな業種の企業が利活用を模索しています。しかし、これらの言葉について理解が進んでいない、あるいは曖昧になってしまっているという人も少なくないと思います。 そこで、日ブロックチェーン協会(JBA)の樋田桂一事務局長と、電縁の石原玲一取締役(JBA事務局員兼務)の2人からブロックチェーンについて改めてお話を伺うことにしました。この記事では、ブロックチェーンの“基礎中の基礎”について伺った話をまとめました(

    今更聞けない「ブロックチェーン」あれこれ 基本を5分で解説
  • 創業63年、箱根の老舗ホテルが人工知能を導入した理由

    創業63年、箱根の老舗ホテルが人工知能を導入した理由:【特集】Transborder ~デジタル変革の旗手たち~(1/4 ページ) 公式Webページに機械学習を使ったFAQシステムを導入した、箱根の老舗ホテル「ホテルおかだ」。こうした最新ITを導入する裏には、旅行業界における大きなビジネスモデルの変化があった。 箱根湯にある創業63年の老舗ホテル「ホテルおかだ」。AIを導入するなど積極的なIT活用を進めているが、その中心となっているのは営業部長の原洋平さんだ。原さんは、NECにも勤めたエンジニアだったが、生まれ育った旅館に戻り、仕事の中で見つけた業務課題を自作のITツールで改善していた。 インタビュー前編はこちら→NECから温泉旅館へ転身――元エンジニアが挑む、老舗ホテルのIT化 そんな中で起こった「東日大震災」をきっかけに、ホテル経営、そしてITに対する原さんの考えは変わっていった。

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  • 「いいね!」増えるハッシュタグ、AIが提案、 東大が新技術

    SNSの投稿画像に付けるハッシュタグを人工知能が提案し、閲覧数や「いいね!」などを向上させられる技術東大が開発した。 東京大学は、SNSに投稿する画像・動画の「人気度」を向上させられるハッシュタグを、人工知能AI)が提案する技術を開発した。AIが提案するハッシュタグを付けて約2000枚の画像を投稿したところ、人が付けたタグだけの場合より、2倍の閲覧数を獲得できたという。 人が付けた既存のタグに関連が深く、閲覧数や「いいね!」など「人気度」への影響力が強いタグを推薦できる計算手法「FolkPopularity Rank」を開発。画像や動画に付いているタグとその人気度を数学的なグラフ(行列)で表現し、どのタグ同士が同時に用いられることが多いかを考慮しながら反復的に計算することで、各タグの人気度への影響を数値化・ランキングする。 スコア計算にかかる時間は「通常のサーバで数秒程度」と短いため、

    「いいね!」増えるハッシュタグ、AIが提案、 東大が新技術
  • 「Office 365」で「LaTeX」の数式入力が可能に

    「Office 365」の8月のアップデートで、「LaTeX」の数式を入力できるようになる。Wordの場合は数式入力モードにするとLaTeXボタンが表示される。 米Microsoftは7月30日(現地時間)、「Office 365」の8月のアップデートで、Word、PowerPointOneNoteで「LaTeX」の数式を入力できるようになると発表した。 Wordでは、数式入力モードにするとリボンメニューにLaTeXボタンが表示されるようになり、これを選択することでLaTeXによる数式入力が可能になるという。

    「Office 365」で「LaTeX」の数式入力が可能に
  • Facebook、“交渉する”botをオープンソースで公開

    Facebookが、人間のような戦術を使いながら目的のために相手と交渉するbotを開発したとして、そのコードをオープンソースで公開した。 米Facebookの人工知能研究機関Facebook AI Research(FAIR)は6月15日(現地時間)、英語で交渉する能力を持つbot(ダイアローグエージェント)を開発したとして、論文を発表し、そのコードをGitHubでオープンソースで公開した。 交渉は、テレビのチャンネル争いや値引き交渉など、人間は日常的に行っていることだが、2者が同時に目的を定め、それを言語を使って実現するという、AIにとっては非常に複雑な行為だ。botでこれを実現するには、長期的な目的を理解させ、それを達成するための、協調的/敵対的な発話を可能にしなければならない。 FAIRはまず、人間同士の交渉データで「教師あり学習」をさせて交渉のための言葉を学ばせ、次に多数の交渉シナ

    Facebook、“交渉する”botをオープンソースで公開
  • クルマの遠隔操作Androidアプリ、マルウェアに無防備な実態が判明

    自動車の遠隔操作に使われる7種類のAndroidアプリについて、対マルウェアの機能が実装されているかを調査した(出典:Kaspersky Lab) 「つながるクルマ」の遠隔操作に使われるモバイルアプリには、攻撃に対する防御の仕組みが欠落していて、マルウェアに悪用されかねない無防備な状態にある――。セキュリティ企業Kaspersky Labが主要メーカーのアプリについて、そんな検証結果を発表した。 Kasperskyの2月16日のブログによると、同社は大手メーカーの人気車種のドアロック解除やエンジン始動といった操作に使われるAndroidアプリ7種類について、マルウェアに感染させて乗っ取る手口に対する防御の仕組みが実装されているかどうかを検証した。 まず、アプリのリバースエンジニアリングを防ぐための難読化について調べたところ、7種類とも難読化は施されておらず、攻撃者がアプリのコードを読み取っ

    クルマの遠隔操作Androidアプリ、マルウェアに無防備な実態が判明
  • Pixar、ストーリーテリングの無料講座を開設

    米Walt Disney傘下のアニメーションスタジオPixar Animation Studiosが米Khan Academyで担当している無料オンライン講座「Pixar in a Box」の新シリーズとして、ストーリーテリング(物語制作)の講座「The Art of Storytelling」を開設した。 講師陣は「インサイド・ヘッド」や「カールじいさんの空飛ぶ家」、「モンスターズ・インク」の監督であるピート・ドクター氏、「メリダとおそろしの森」の脚・監督、マーク・アンドリューズ氏など、豪華メンバーだ。 講座の内容は、感情に訴える物語の作り方やキャラクターや世界設定の考え方など。ドクター氏は「私たちの物語制作の方法を共有することで、世界中の学生の物語制作にひらめきを与えたい」と語る。 Pixar in a Boxは2015年に開設された。これまでは、シミュレーションや色彩学、レンダリン

    Pixar、ストーリーテリングの無料講座を開設
  • SDSの種類と用途

    今、注目を集めている「SDS(Software Defined Storage)」の定義と用途を解説。SDSを利用した「SDDC(Software Defined Dada Center)」にも言及します。 今回は、最近市場をにぎわしている「SDS(Software Defined Storage)」について解説します。まだ定義が明確ではなく、用途も広いため、つかみづらいところもあると思いますが、今後、徐々に整理されてくると思います。 SDSの定義とは SDSの概念や定義については、国際的なストレージ業界団体SNIA(Storage Network Industry Association)が標準化に向けて細かな定義を行っています(ちなみに、筆者が勤めるティントリジャパンはSNIA Japanのメンバーです)。それによりますと、SDSの必須要件としては、「自動化」「標準化されたインタフェー

    SDSの種類と用途
    manabou
    manabou 2017/01/20
  • 第29回 Docker Networkingの基礎知識 標準的なネットワークを理解する

    Docker環境における標準的なネットワークを知る Dockerをインストールしたばかりの標準的なネットワークは、どのような構成になっているのでしょうか。以下の図では、物理NICを4ポート持つ物理サーバにLinuxをインストールし、その上にDockerエンジンをインストールした場合の標準的なネットワーク構成例を示しています。なお、説明を簡単にするために、一部のコンポーネントは省略しています。 図に示すとおり、物理サーバに搭載されているNICに対して「eth0」というインタフェースが割り当てられています。このeth0に対して、「docker0」と呼ばれるブリッジが接続されています。docker0ブリッジは、Dockerエンジンによってデフォルトのブリッジネットワークを構成します。ホストOSが提供するiptablesにより、外部ネットワークとdocker0のネットワークアドレス変換(NAT:N

    第29回 Docker Networkingの基礎知識 標準的なネットワークを理解する
  • 第23回 非Linux環境のDocker、プレステも採用する“あのOS”で動かす意味

    第23回 非Linux環境のDocker、プレステも採用する“あのOS”で動かす意味:古賀政純の「攻めのITのためのDocker塾」(1/4 ページ) 実はLinuxではないOS環境でもDockerは動きます。でもWindowsではありません。今回はプレステにも搭載され、これからのIoT時代に主役になるかもしれない、あのOSでDockerを動かす理由を紹介します。 ちょっと趣向を変えて、非Linux環境におけるDockerの話題です。実は、LinuxではないOS環境でもDockerが動くのですが、そのOSとは何でしょうか? 今回は非Linux系のサーバOSの利用環境、異種OS環境の歴史や筆者の体験談を交えつつ、非Linux環境におけるDockerに迫ります。 連載第20回、21回、22回では、筆者が東京のお台場にある日科学未来館で開催された「GAME ON ~ゲームってなんでおもしろい

    第23回 非Linux環境のDocker、プレステも採用する“あのOS”で動かす意味
  • “ダメ会議”を変えるコツ 「終了時に2つ確認せよ」

    前回「“ダメ会議”を変える7つのコツ」で、「会議の4つのフェーズ」と「会議を変える7つのコツ」の全体像を紹介した。 今回から、7つのコツを1つずつ解説していきたい。目からウロコが落ちるような派手さはないが、どれもこれも、地に足がついた“当に必要なこと”ばかりだ。 基動作1:終了時に「決まったこと」「やるべきこと」を確認せよ 会議が終わってから、「結局何が決まったんだっけ?」「うーん、なんかモヤモヤするなぁ」と感じたことがあるはずだ。混沌とした会議ではよく起こることだ。何かを決めるための会議でこんな状態になったら致命的だ。 ではどうすればよいか? 答えはシンプルだ。会議終了時に、「決まったこと」と「やるべきこと」を確認すればいい。ただこれだけ。普通に考えると至極当然のことだが、多くの会議では全く実施されていない。 「なんだ、そんなことかよ……」と思ったそこのあなた。この記事はあなたのよう

    “ダメ会議”を変えるコツ 「終了時に2つ確認せよ」
  • 第22回 Dockerで3Dゲームを動かす――稼働編

    第22回 Dockerで3Dゲームを動かす――稼働編:古賀政純の「攻めのITのためのDocker塾」(1/3 ページ) ここまでDocker環境で3Dゲームを稼働させるための準備や方法などをみてきました。それでは実際に自動車や飛行機、鉄道のシミュレータを稼働させてみます。 (※前々回の「準備編」はこちら、前回の「構築編」はこちら) ゲームアプリ用のDockerfileを用意する さて、いよいよゲームアプリごとにDockerfileを用意してDockerイメージのビルドし、コンテナを実行します。そもそも、ゲームアプリを稼働させるDockerコンテナのOSの種類(OSテンプレート)は、何を使えばよいのでしょうか。「コンテナのOSは、使い慣れたCentOSでいいのでは?」と思われるかもしれません。CentOSは、サーバ向けのOSとして実績も豊富で、サーバ用途のアプリも数多く存在します。 しかし、

    第22回 Dockerで3Dゲームを動かす――稼働編
  • 意外にあるぞ、無料で強力なセキュリティの教科書

    セキュリティに関しては、とかく「コスト」の話がついて回ります。私はエンタープライズ系のセキュリティネタを追いかける仕事もしているのですが、ベンダーは「手の届きやすい価格帯の製品を用意しました」というものの、企業のトップにインタビューすると「多くの企業はセキュリティにコストをかけられないので……」という話が出ることも多く、両者の間には温度差があるような印象を受けています。 セキュリティは売上や利益に直結しないため、経営者としては、なかなか投資に踏み込めないのでしょう。しかし、あの手この手のサイバー攻撃が後を絶たない昨今、セキュリティを無視するわけにはいきません。 そこで今回は、ちょっと変わったアプローチでセキュリティについて考えることができる、面白い書籍を紹介したいと思います。 サイバーセキュリティの秘密を探る良書が登場 今回、紹介するのは、“サイバーセキュリティの秘密”と題されたコンテンツ

    意外にあるぞ、無料で強力なセキュリティの教科書
  • Google、バイナリ比較ツール「BinDiff」を無償提供

    Googleは3月18日、セキュリティ研究者やエンジニア向けのバイナリファイル比較ツール「BinDiff」を無償で公開すると発表した。 Googleによると、BinDiffでは異なるコードを比較して相違点や類似点を見つけ出せる。ベンダーのパッチで脆弱性が修正された部分を特定したり、同じバイナリの複数のバージョンを分析したりする目的で使われているという。 また、分析結果を1つのバイナリから別のバイナリに移転して分析の重複を防ぐことも可能。バイナリファイルの比較はx86、MIPS、ARM/AArch64、PowerPCなどのアーキテクチャに対応する。 Google社内ではBinDiffを利用してマルウェアの分類を行い、社内外のユーザー保護対策に役立ててきたという。 BinDiffはGoogleが2011年に買収したセキュリティ企業Zynamicsが提供していたツール。現行バージョンのBinD

    Google、バイナリ比較ツール「BinDiff」を無償提供