Published 2022/05/24 14:54 (JST) Updated 2022/05/24 15:09 (JST) 【ニューヨーク共同】米国で賃上げを求めて労働組合の結成を目指す動きが相次いでいる。インターネット通販大手アマゾン・コムの物流倉庫、コーヒーチェーン大手スターバックスの店舗で従業員の過半数が結成に賛成し、アップルの販売店でも運動が始まった。記録的な物価上昇を背景に時給30ドル(約3800円)を求める声が多い。 「会社はもうかっているのだから時給を上げてほしい」。ニューヨーク州スタテン島のアマゾン倉庫で働くモニカさんは訴える。スタテン島では3月に組合結成を問う従業員投票が行われ、米国のアマゾンで初めて賛成多数で可決された。