ポーランド・ウクライナ国境上空を飛行するNATO偵察機内(CNN) ロシアがベラルーシから航空機を飛ばし、ウクライナでの航空作戦の大半を遂行していることが、ポーランド・ウクライナ国境上空の北大西洋条約機構(NATO)偵察機が収集する情報とレーダーの分析から明らかとなった。レーダーの内容はCNNも確認した。 CNNは10日、早期警戒管制機(AWACS)を使ったNATO軍の偵察任務に同行した。現地時間午前8時に離陸してから2時間以内に、同機のレーダーはロシア製の航空機十数機がベラルーシ国内でアイドリング状態にあるのを捉えた。NATOの戦術責任者、ドニ・ギョーム氏が述べた。こうした航空機はチェルノブイリ原子力発電所のすぐ北に検知された。 数時間後、レーダーは少なくとも9機のロシア製航空機がベラルーシからウクライナ領空に入るのを察知。キエフに向かって飛行したとみられる。 ロシアによる侵攻開始以降、
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