【10月26日 AFP】言論の自由の擁護団体「ペン・アメリカ(PEN America)」は25日、米国の刑務所で閲覧が禁止されている書籍が数万冊に上るとの報告書を発表した。これらにはイラスト入門書や紐の結び方、外国語学習書などが含まれている。 刑務所当局は禁止の理由として、漠然とした「セキュリティー」上の懸念や、性的な内容を挙げている。これにより約120万人いる受刑者の一部は、友人や支援者、出版社や書店から届けられた無害な内容の書籍を読めなくなっているという。 ペン・アメリカは、施設によって禁止図書の方針に差があり、一貫性を欠いていることも多いと指摘。このため、「圧倒的な」数の書籍が郵便物の仕分け室で止められてしまっている。 禁止された書籍には、米コメディアンで俳優のエイミー・シューマー(Amy Schumer)の自伝的本、孫子の兵法などが含まれる。 また、「性的な内容を理由に禁止された書
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