マイナーチェンジを受けた『ノート』に新たに設定された「e-POWER」は、1.2リットルのガソリンエンジンを搭載するシリーズハイブリッド。 ノートe-POWERは完全なシリーズハイブリッドで、エンジンの出力は(一部補器類駆動を除き)すべて電気に変換されバッテリーに充電。前輪をモーターで駆動して走行する。モーターは『リーフ』に使われているものと同様だが、最高出力はリーフ用よりも14馬力ほど低い95馬力となっている。 試乗する前は、このクルマの存在価値がわからなかった。別にハイブリッド化しなくても、普通にエンジンで走れば十分。わざわざ、電気を作って、バッテリーを充電して、モーターで走らなくてもいいじゃない…と思ったのだが、これが違った。電気モーターでの加速は俊敏で力強く、エンジンでは得難いもの。例えば高速道路への流入などもよどみなく、あっという間に流れに乗れる。 また、エンジン車では絶対に得ら