「一緒に死のう」。神奈川県座間市のアパートで9人の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された白石隆浩容疑者(27)が、自らも自殺をほのめかして女性を誘い出していた疑いがあることが、捜査関係者への取材でわかった。逮捕のきっかけは、行方がわからなくなった女性の身を案じる兄の行動だった。 行方不明になった東京都八王子市の女性(23)のツイッターには9月20日、「一緒に死んでくれる方」などの書き込みがあった。捜査関係者によると、白石容疑者はこの女性に対し、「一緒に死のう」などとメッセージを送り、誘いだしていたという。警視庁は、白石容疑者が自殺願望があることを装っていたとみている。 女性は10月下旬に家族と連絡が取れなくなり、女性の兄が同26日、女性のツイッターを使って投稿を始めた。 「このアカウントを作成した者の兄です。10月23日を最後にアカウント主、つまり私の妹と連絡がつかなくなりました
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