こんにちは。ウォンテッドリーの Enabling チームでバックエンドエンジニアをしている市古(@sora_ichigo_x)です。 現在、Enabling チームでは技術的な取り組みを社外にも発信すべく、メンバーが週替わりで技術ブログをリレー形式で執筆しています。前回は冨永さんによる「【計画編】 スカウト機能のマイクロサービス化を辞める判断について」でした。今回はAIエージェントを実装する話をします。 2025年に入り、「AIエージェント」という言葉が急速に浸透してきています。 そしてこれは単に利用ユーザーの関心が高まっているだけではなく、サービスを提供する側にとっても無視できない話です。主要ベンダーのSDKやAPIが次々と整備され、技術的には誰もがAIエージェントを社会実装できる環境が整いつつあります。つまり、AIが当たり前になる世界で、AI機能を持たないプロダクトは競争優位を維持でき