トルコ反政府組織が停戦案=30年のクルド闘争に終止符も トルコ反政府組織が停戦案=30年のクルド闘争に終止符も トルコの反政府武装組織クルド労働者党(PKK)の指導者オジャラン氏=1993年9月撮影、レバノン東部マスナア(AFP=時事) 【エルサレム時事】トルコの反政府武装組織クルド労働者党(PKK)の指導者オジャラン氏(終身刑で服役中)は21日、PKKのトルコからの撤退などを含む停戦案を発表した。武装闘争は1984年から続き、トルコ軍やPKK要員ら4万5000人が犠牲になったが、終止符が打たれる可能性もある。 オジャラン氏はクルドの新年に当たるこの日、収容先のトルコ北西部マルマラ海のイムラル島の刑務所から停戦案の声明を出した。ロイター通信によると、戦闘行為をやめ、交渉による事態打開の必要性を訴えた。オジャラン氏とトルコ当局は水面下で和平交渉を続けていたとされる。(2013/03/21-