昨日行われた『M-1グランプリ』(朝日放送・テレビ朝日)は、最終決戦に3位で勝ち進んだウエストランドが、7人の審査員のうち6票を獲得し、劇的な優勝を果たした。 ウエストランドは2020年以来、2年ぶり2回目の決勝進出。2020年は、ラストである10番目に登場し、井口本人曰く「10位よりウケなかった9位」に沈んだ。そして今回、出番順を決める「笑神籤」はまたもウエストランドをトリに選んだ。だが、一度それを経験していたウエストランドはもはや動じなかった。 「あるなしクイズ」を題材に、井口得意の毒舌を矢継ぎ早に繰り出す。前回、松本人志から「刺さる言葉があってすごくいいんですけど、もっと刺してほしかった」という審査コメントをもらった彼らは、その要求どおり「刺さる言葉」を量産したのだ。 最終決戦は1本目に登場。つまり2本連続でウエストランドの漫才という一見すると不利な状況だったが、1本目と同じ「あるな