AI戦略で求められる4つの柱とは AI戦略を策定する上で重要なのが、「ビジョン」「リスク」「価値」「導入」という4つの大きな柱だ。 「ビジョン」における大きな目標は、ビジネス戦略やデジタル化目標との整合していくことにある。 たとえば、すでにあるビジネス戦略にAIを当てはめればいいわけではなく、AIの特性を生かしたビジネス戦略を練り上げる必要がある。さらにそのビジョンを具体的なビジネス価値に転換していくためには、その成果を定量的な指標で評価することも忘れてはならない。 たとえば、ビジネス上の目標が「顧客満足度の向上」ならば、組み込むべきAIのユースケースは仮想顧客アシスタント(チャットボット)やネクスト・ベスト・アクションなどが考えられる。 その場合の評価指標は、顧客満足度指数やネット・プロモーター・スコア(NPS)などが適当だろう。定量的な目標に加え、それを「いつまでに」達成するか、スケジ
![AI戦略を策定・実行する4つのポイントをガートナーが解説、成熟企業に共通する5点](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b493cc6173970db16d102d7749427ae5fec525d7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sbbit.jp%2Farticle%2Fimage%2F104720%2FOGP_bit202301110114184344.jpg)