この前、ちょっと古めかしい感じのするウェブアプリを使ったら、テキスト入力欄の脇に「100バイトまで」のような注記が添えられていて、なんともいえない気持ちになりました。 まあ、意図するところはわかります(少なくとも私には。そして多分これをお読みの貴方にも)。わかるけれども、もうさすがにこれはないんじゃないか。 これは、「コンピュータで使える文字には1バイトのハンカクモジと2バイトのゼンカクモジとがある」という、古き良き時代の、今では通用しない発想に基づいているのでしょう。 そもそも原則的なことをいえば、1文字が何バイトかなんていうことは、利用者は知りようがない。かつては、全角に見える文字は2バイト、半角に見える文字は1バイト、という概念があったわけですが、それは過去のある時期のコンピュータの実装にすぎないわけです。 用いる文字コードによって、同じ文字でも要するバイト数は異なります。念のため具