成果を出すチームはどこが違うのか。人事評価クラウドを提供する、あしたのチーム社長の髙橋恭介氏は「成果を出すチームのリーダーは『たとえば』と『そのために』という2つの言葉を必ず使う」という。その理由とは――。 ※本稿は、髙橋恭介『4倍速で成果を出すチームリーダーの仕事術』(PHP研究所)の一部を再編集したものです。 全部自分で決めてはいけない チームリーダーが決めたことを、「そのままやれ」と命令していれば目標を達成できた時代はすでに終わりました。現代のマネジメントにおいて大事なのは、メンバーのやる気や「やりたい」という気持ちを引き出すことです。 そのためにチームリーダーは、メンバー一人ひとりの目標にしても、仕事のやり方にしても、すべてを自分が決めるのではなく、メンバーにできるだけ決めさせるようにします。