日本人の死因のトップである「がん」。早期発見ができるよう「がん検診」に行く人もいるでしょう。ですが、必ずしもすべてのがん検診が効果的とは言えません。「がん検診のさまざまなデメリット」を、内科医の名取宏氏が新刊『医師が教える 最善の健康法』より解説します。 【トンデモ理論】ヒ素が薬になる「ホメオパシー」の弊害 日本人の死因のトップは悪性新生物、いわゆる「がん」です。ですから、健康で長生きするには、症状のない早期のうちに発見するため、なるべく多くのがん検診を受けたほうがいいと考える人もいるでしょう。ところが、がん検診もさまざまで、確かにがん死を減らすことが証明されているがん検診はあるものの、中には利益が明確でないものもあります。 ■がん検診は「無害」ではない それでも、「検診を受けるだけなら何も害はない。少なくとも損はしないのだから、たくさん受けたほうがいい」と思うかもしれません。しかし、「検
![「がん検診」現役医師が教えるデメリットの数々(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/78eb88ad0170cb47d3aa8cfc80e531a3b8cd18c4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20190928-00296832-toyo-000-view.jpg)