以前から秋月電子で600円で買えるLatticeのFPGA、MachXO2(LCMXO2-256HC-4TG100C)が気になっていたので、簡単にLEDチカチカまで試してみた。 回路図 回路を作る Lattice Diamondのインストール プロジェクトの作成 HDLで論理回路の作成 ピンアサインの設定 書き込み(コンフィグレーション) LEDチカチカできた 回路図 回路図。最小構成にしてある。 MachXO2は不揮発のコンフィグメモリを内蔵していて、JTAGで書き込むことができる。書き込みには秋月電子で売られているFT2232のUSB-シリアル変換モジュールを使った。JTAGピンは4本(TCK、TDI、TDO、TMS)あって、TDI、TDO、TMSは4.7kΩでプルアップ、TCKは2.2kΩでプルダウンするのが良いらしい。また、TCKに10pF程度のキャパシタをつけると書き込みが安定す
※在庫数欄の表記が『おひとり様○○点まで』となっている商品は、現時点で、おひとり様(1団体様)あたりのご提供数量を表記の数量へ制限させていただいている商品です。 ※記載する数量のご提供を保証する物ではございません。 ※ご提供数量の制限は、お取り寄せの場合にも適用されます。 ※売場欄に『お取り寄せ商品』と表示される場合、実店舗では保管していない商品です。詳細は店員にご確認くださいます様お願い申し上げます。 ※売場欄に『バックヤード』と表示される場合、店頭に陳列していない商品です。詳細は店員にご確認くださいます様お願い申し上げます。 ※表示在庫は流動的な物です。ご来店時の購入をお約束する物ではございません。 ※表示在庫に関わらず、商品により購入数量を制限している場合がございます。詳細は店頭にてご確認くださいます様お願い申し上げます。 Lattice社のFPGA(フィールドプログラマブルゲートア
LiteX ではじめる自作SoC 最近は、RISC-V の誕生により、CPUコアは個人の趣味で作るのが難しくない時代になってきた。 さて、コンピュータというのは、CPUコアだけで動くものではなく、周辺のストレージ、ネットワーク、DRAM、USB、その他入出力装置が揃ってはじめて動くものだ。 CPUコアが個人で自由に作れるようになったら、その次のステップとして、周辺装置も含めた物体、つまり、SoC(System On Chip)を自分で作れるようになりたいと思うのは自然なことだろう。 LiteX は、そういうSoCを自分で作ってみたいという人向けのツール、RTLなどが集まったプロジェクトだ。 公式のWikiによると、 LiteX is a Python "front-end" that generates Verilog netlists, and drives proprietary bu
How an FPGA beginner (or me) start evaluation of VexRiscv. 前々回の宿題で、nextpnr を動かした後は picorv32 の詳細を勉強しようと思ってましたが、ちょっと方針を変更して、VexRiscv をいじってみようと思います。その理由としては、 VexRiscv ではキャッシュコントローラが提供されていること(RAM をあまり持たない FPGA、SPI フラッシュメモリを持っている TinyFPGA BX では、命令キャッシュの有り無しでは性能に大きな差が出そうなこと) 5段パイプラインで設計されており、パイプラインハザードに対する bypass 処理も可能なこと picorv32 よりも f_MAX が高そうなこと(これは評価途中で分かります) Zephyr OS が対応しているらしいこと などがあります。 FPGA と R
激安 ZYNQ 基板の紹介 Aliexpress で、"ZYNQ7010" で検索すると、2 種類の基板が見つかります。 ・EBAZ4205 (1500円~) ・ANTMINER (3000円~) どちらも、マイニング装置の廃基板らしく、安価に販売されています。 (2021.4.6 追記) "ZYNQ7010" だと4千円代しか出てこなくなりましたが、"EBAZ4205" で検索すると、まだ安いものが見つかります。 両方とも購入してみました。 どちらも中古基板で、埃がついたまま送られてきました。 必要なものを用意して、動かしてみます。 野良リソース探索 ali の販売ページで、回路図がありそうな事が書かれていたのですが、付いてこなかったので探します。 翼比特E9+ の制御基板だったようです。 回路図、基板情報など(中国語) https://github.com/Leungfung/ebaz
オリジナルの無線LANをFPGAで作ろう 1ページ目 1-この実験企画について 最近の無線LANは驚くほど通信速度が上がって今や数百Mbpsのものが市販されています。 無線LANが当たり前になってしまった感がありますが、冷静に考えてみると不思議です。 光ファイバや電線でつながっていないのに、どうしてこんなに高速にデータを送れるのでしょうか? どんな技術が使われているのでしょうか?? この企画は、自分で無線LANを作ってみて無線LANに使われている技術を体験してみようというものです。 無線LANの技術教科書に載っている予備知識にはあまりとらわれずに、気楽にオリジナルの無線LANを作ってみましょう。 2-この実験のブロック図 この実験の大まかなブロック図です。進んでいくうちに、詳細を出していきます。 最近の無線通信の変調復調(※1)は、ほとんどがデジタル方式なっていると言われています。 デジタ
Chiselとは? Chiselとは、VHDLやVerilog等と同じく、ディジタル回路設計用のハードウェア記述言語(HDL)の一種です(ただし、ハードウェアの設計をアジャイルに行う事を主目的としているので、シミュレーション等の機能は弱い)。Chiselで書かれたコードはVerilogのコードに変換され、そのVerilogコードを使って、FPGAをプログラムしたり、ASICの製造に用います。 有名な用途としては、オープンソースのCPU ISAのRISC-Vの実装でもっとも有名なものの一つのRocket Chipや、GoogleのEdge TPUがあります(講演の動画はこちら) Chiselの文法について知りたい方は、Chisel入門書「Digital Design with Chisel」1章の勉強記録から始まる記事を参照してください。 TD4とは? TD4とは、CPUの創りかたにて、設計
この記事は、インテル® FPGA Advent Calendar 2020 13日目の記事です。 TL;DR FPGAでLチカするための専用言語と処理系を作ってみました。 前口上 ソフトウェアプログラミングって開発に使える言語とか便利なフレームワークとかがたくさんありますね。中にはジョークみたいな言語やツールもあったりして、なんだか楽しいです。というわけで、FPGA向けにも気軽にいろいろ処理系をつくって楽しんでみるというのはいかがでしょうか。 今回作る処理系は 冒頭で書いた通り、今回はFPGAでLチカするための専用言語Lとその処理系を作ってみます。おそらくLチカはFPGAにもっともよく実装されているアプリケーションではないでしょうか?簡単に実装できれば、FPGAにかかわる人の開発効率の大幅な向上に寄与できるハズです。 早速使ってみよう Lのコードを書いてLチカするまでの一通りの手順をみてみ
各ボードの詳細はこちらをご参照下さい。 この他にも、スイッチとLEDがそれぞれ4個以上搭載されているFPGAボードなら、ほぼ確実に動くと思われます。 いろいろな方への紹介文 本書の主な想定読者は、電気や回路や CPU について何も知らない方です。 しかし回路に詳しい方々からも、「こんな考え方があるのか!」という驚きの声を多数いただいております。 筆者として、本当に嬉しい限りです。 様々なバックグラウンドの方に楽しんでいただくために、以下に10通りの紹介文をひねり出したので、興味のある項目に目を通してもらえると幸いです。 電気や回路を全然知らない方へ プログラマーの方へ 情報学科の学生さんへ 論理回路を教えておられる先生方へ FPGAに挫折した経験のある方へ ハードウェア記述言語に詳しい方へ アナログ回路に詳しい方へ 物理に詳しい方へ 数学に詳しい方へ 人間の欲望を重視する方へ 電気や回路を
Googleがオープンソースで公開した高位合成処理系XLSをためしてみました。サンプルは https://github.com/google/xls/tree/main/xls/examples にあるのですが、Goっぽい感じでハードウェアが設計できる処理系のようです。XLS Tools Quick Startがあるのですが、何ができるのかよくわからなかったので試してみました。 手元の Ubuntu 20.04で動作確認をしました。ちなみに Ubuntu 20.04でもVivadoは普通につかえています。 ビルド リポジトリのREADME.md通りにビルドします。まずはInstalling Bazel on Ubuntuに従ってBazelのインストール。 $ sudo apt install curl gnupg $ curl -fsSL https://bazel.build/bazel
これまでのあらすじ : https://twitter.com/tanakmura/status/1280152564898557952 FPGAでHello World以上のものが書きたいという気持ちは前からあったので、この機会に少し実用的はHDLを書くことにした。 なにをやっているかの解説を書いておこう。 ソースは、 https://github.com/tanakamura/jisaku_pc_8088 ここにある(上のツイートでは、タイミング問題があってLED点灯しないことがあると書いてるが、これは多分改善してあるはず。) こういう昔のCPUは、CPU側の命令実行とバスが直結していて、ポインタ0x80 を読むと、CPUの足に、そのまま0x80が出てくる。それを正しくハンドリングして、有効な命令バイト列を返せば、8088を動かすことが可能だ。 この実装では、この足から出てくる信号をデ
Intel® Programmable Solutions Group インテル® プログラマブル・ソリューションズ事業本部 インテル® プログラマブル・ソリューションズ事業本部は、FPGA、SoC、CPLD、電源、ボード ソリューション等、付加価値の高いソリューションを提供している半導体メーカーです。 インテル® のプログラマブル・ソリューションは、電子機器製品の革新と差異化、お客様の市場での成功を、迅速かつコスト効率よく実現するものです。 主な製品 インテル® FPGA インテル® FPGA (Field Programmable Gate Array) は、ハードウェア製品とソフトウェア製品の特長を兼ね備えた LSI (大規模集積回路)です。 ソフトウェアのように機能を自由に変更できますが、ハードウェア処理により CPUよりも低消費電力で、高速に動作します。 インテル® FPGA は
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く