スクウェア・エニックス開発部の荒木竜馬氏は「大規模開発のプロジェクト管理〜ドラゴンクエストXにおけるプロジェクト管理」と題して、発売されたばかりの『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』という大規模なプロジェクトをいかに進行したかについて語りました。 8月2日にリリースされた最新作『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』はそのタイトルが示すようにオンライン対応となったのがこれまでとの大きな違いです。近年のゲーム開発はテクノロジーの進化と専門分野の広がりによって規模が大規模になっていますが本作も例外ではありません。荒木氏は1人が全てを見渡すことのできる規模は50人が限界で、100人を超える規模となれば制作のコンセンサスを取ることもままならなくなっていくと指摘します。これはスケジュールの不徹底、遅延、メンバーの不満などを引き起こしプロジェクトを崩壊させかねません。