Microsoftは以前からLinuxなどのオープンソースソフトが同社特許を侵害していると主張していたが、初めてその内訳を明らかにした。 米Microsoftはフリー・オープンソースソフトコミュニティーによる特許侵害を脅しに使い、企業顧客をSUSE Enterprise Linuxに誘導し、さらにGNU General Public Licenseの次期版に関する問題を複雑にしようとしている。 この最新戦略の一環として、Microsoftは初めてフリー・オープンソースソフトが侵害している同社特許の実際の数を挙げた。 同社の法務顧問ブラッド・スミス氏はFortuneの取材で、Linuxカーネルは42件の同社特許を、Linux GUIは65件、OpenOfficeスイートは45件、電子メールプログラムは15件、その他のフリー・オープンソースプログラムは68件の特許を侵害していると主張している。