D04.(08.11.21) 改題・化石燃料涸渇に直面する21世紀後半の世界のエネルギー問題 このHPの出発点は、エネルギー自給率が原子力を含んでも20%も満たない我が国においては、世界のエネルギー事情が安定しなければ、日本のエネルギー事情も安定しないのではないかと言うことで、2100年の世界のエネルギー問題の分析を進めて来たのですが、納得するような事情を見いだすことなく、寧ろ暗い話ばかりであった。 私どもは、先祖から「改革と成長」と言う輝ける遺産を引き継いで、ますます繁栄の道を歩く物と信じていましたが、其の輝ける遺産とは実は地球の資源を無制限に開発利用して来た負の遺産であることに漸く気づいたのです。「成長の限界」「資源の有限性」「地球温暖化」等哲人が屡々警告を発していたのに、否定し続けて来たのです。未だ無視している論者も居ます。 私どもは漸くこの期に及んで、「持続可能」「永遠」「永久」