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福祉とlifeに関するmaximstyleのブックマーク (1)

  • 老いのかたち、福祉のかたち――フィンランドの「自立」した高齢者たち/髙橋絵里香 - SYNODOS

    2013年12月。国土の3分の1が北極圏に含まれるフィンランドでは、冬至の時期になると日中でもほとんど太陽の姿を見ない。今が深夜であることを示唆するのは、車の往来の少なさと、消えたネオンサインだけである。ナイトパトロールの担当者であるラーケルは、タウンハウス(長屋状の住居)が立ち並ぶエリアで車を停めた。私たちが車を降りると、玄関前で煙草を吸っている女性がラーケルに話しかけた。 「ハンナなら、もう家に戻ったわよ。郵便ポストをのぞいていたけど。彼女、間違ったポストから郵便を持って行ってしまうから困るのよね」 ラーケルは持参の鍵を使い、喫煙中の女性の隣の家に入った。室内は暗く静まり返っている。寝室のある二階に上がり、問題のお婆さんが寝室で眠っていることを確認した。 認知症のために時間の感覚を失ったハンナにとって、昼と夜の区別をつけることは難しい。夏季は真夜中でも明るく、冬季は昼間でも暗いことが、

    老いのかたち、福祉のかたち――フィンランドの「自立」した高齢者たち/髙橋絵里香 - SYNODOS
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