その発想はなかった、悪い意味で。家庭内暴力にスマートホームが使われるケースが増加中2018.07.02 07:3041,909 岩田リョウコ 便利の裏側にある闇。 スマートホームで生活がますます便利になる一方で、便利さを逆手にとった問題も増えていきています。New York Timesによると、ドメスティック・バイオレンス(DV、家庭内暴力)にスマートホームを使が使われるケースが増えてきているとのこと。心理的なDVや監視などに悪用されているんだとか。 スマートホームを使ったDVってどんなものかというと、温度自動調節器やインターホン、スピーカー、電灯などスマートホームに接続してコントロールできるものを使用して、パートナーにハラスメントを行なうなど。ある女性はエアコンを自分は触っていないのにオンオフを繰り返されたとか。また他の女性はドアの解除コードが勝手に何度も変更されたり、訪問者が誰もいない
日本で情報銀行の議論が色々と盛り上がる昨今ですが、実は諸外国でも同様の検討が進められてきており。特に英国のODI(Open Data Institute)が4月に英国版の情報(信託)銀行構想である(と言っても大きくは間違っていないと思います)データトラストについての3つのパイロットプロジェクトに基づく包括的なレポートを出していて、特にそれと合わせて出されたロンドン大クイーンメアリーと法律事務所(BPE Solicitors、Pinsent Masons)による法律・ガバナンス側面の検討レポートが大変興味深かったので内容についてのメモです。 基本的に日本の情報銀行と発想はかなり似ていて(とはいえ僕自身日本の情報銀行の現状をそんなに深くは存じ上げているわけでもないのですが)、しかしやはりGDPRの存在など法的環境の相違に起因するものはじめ、さまざま微妙に異なる点も見えてきます。 法律・ガバナン
私的ゴールデンウィーク恒例企画である「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする」なので説明は省略……しようと思ったが、考えてみればワタシのブログを昔から読んでいる人ばかりではないのだから、この毎年一度やってるこの企画を辿りやすいように、「洋書紹介特集」というカテゴリーを新たに作っておいた。 2011年から毎年やっているので、今回で9回目になる。『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』のプロモーションもそろそろ終わりなので、つまりは本ブログは再び無期限休止状態に戻る。おそらくは来年10回目はなく、今回で最後になるのではないか。 だからというわけではないが、今回は35冊をこえるかなりのボリュームになった。洋書を紹介しても誰も買わないので、アフィリエイト収入にはまったくつながらないのだが、誰かの何かしらの参考になればと思う。 実は既に邦訳が出ている本を紹介し
チャットボットとは何か 「チャットボット」とはテキストや音声を通して人と話ができるシステムあるいはツール。「対話(chat)」と「ロボット(bot)」を組み合わせた造語。 対話に必要な知識を集めたデータベースを準備すれば、24時間365日、音声やチャットの自動応答によって「問い合わせ」や「注文」などの作業を代行できる。企業にとっては既存のFAQとは異なり、ユーザーの曖昧な言い回しからでも、自社の製品やサービスに関して応答できる。 AIの進歩により、以前に比べて実用性の高いレベルで話せるまでに進化したなどの理由から、マーケティング・ツールとしての認知度や重要度が高まり、チャットボットを研究・開発する企業、導入する企業が急増している。 チャットボットの種類・仕組み チャットボットは、ユーザーから求められる対話の内容によって、2つのタイプに分かれる。 ● 対話タイプ(1):タスク指向型(質問応答
グーグルの自動運転Waymoが大きくリード。自動運転開発競争に終止符か。by yuta2019年6月3日2019年6月3日 2019年6月3日更新:自動運転車の生産量倍増を目指したテクニカルセンター建設、自動運転のセンサー販売、Lyftとの自動運転配車サービス提携など最新ニュースを反映しています。 1歩も2歩も先をいくGoogleの自動運転車Waymo 少々早いですが、自動運転技術の開発競争はすでに勝負がついている可能性が高いです。そのトップに立ったのは、やはりGoogleでした。 Googleの親会社アルファベット傘下で自動運転車を開発しているWaymoが2018年末に世界初の自動運転配車サービスを開始してから、2019年には自動運転車の生産能力を2倍に高めるための工場建設や、自動運転の安全性を高める上で最重要であるセンサーの販売をはじめるなど、他社に先駆けて自動運転の拡大に向けた次のレ
ロサンゼルスから帰国し、時差ボケで今わたしは一体どの時間を生きているかがわからない中、朝5時から生まれた時間を利用して何を思ったのかNote第二弾を書いています。寝ても寝ても眠いです。 ところで、前回の記事(Luckin Coffeeは何がすごいのか)を途中で有料化したところ、同世代友だちからディスられたので、この記事はずっと無料です。同世代怖い。 ByteDance社は世界No.1の時価総額を誇る未上場企業ですし、TikTokが世界中のApp Storeで上位を独占しはじめており、すでにGlobal MAUは7億とも8億とも言われています。話題にならない日はもはやなく、この事実から目を背けるべきではありませんし私自身も大好きなサービスの1つです。 多分ですが、わたしは日本のIT企業社長の中でもっともTikTokを触っている & 投稿しているという自負があります。笑 そこでいろいろと感じ
少し前には、ブロックチェーンが著作権管理の世界に革新を起こすというような議論がよく聞かれました。とは言っても、特定組織が管理する「データベース」をプライベート・ブロックチェーンで置き換えただけではあまり世界は変わりません。本記事では、もう少し先端の事例を見ていきましょう。 そのような先進的事例のひとつにUjo Musicがあります。イーサリアム上でスマートコントラクトを使って音楽配信サービスを非中央集権型で行なうという取り組みです。Ujo Musicは、ConsenSysというイーサリアム創設者ジョセフルービンによる企業の傘下であり、その意味ではイーサリアムベースのプロジェクトの最右翼のひとつと言えます。 スマートコントラクトは、ブロックチェーン上のデータを操作し、「契約の自動実行」を行なう仕組みです。Amazonで注文するとAmazonのサーバ上のプログラムが起動してクレカの引き落としや
[4日 ロイター] - 新たな年を特徴づけるテーマは、大幅に性能を向上させた電子的監視体制と、民主的コントロールの弱体化との、有害な対決が起きる可能性である。 1月4日、新たな年を特徴づけるテーマは、大幅に性能を向上させた電子的監視体制と、民主的コントロールの弱体化との、有害な対決が起きる可能性である。写真は2018年10月、北京で開催されたセキュリティ関連の専門見本市会場で、交通監視モニターを見る見学者(2019年 ロイター/Thomas Peter) このリスクに対する解毒剤は民主主義の精神と市民的自由だが、いずれも世界中で逆風にさらされている。まだ死んではいないが調子は優れず、放置されている場合もある。 世界で人口が最も多い2カ国、すなわち中国とインド(両国合わせて世界人口の約37%を占める)は、全国規模のデジタル監視・分類システムを導入している。こうしたシステムは、市民権を充実させ
Though attendees grumbled about Las Vegas as a city, the community sentiment at this year’s TwitchCon was notably more optimistic than it was at last year’s convention. TwitchCon 2023 closed out a Two of the biggest groups to oppose robotaxi expansion in California are now formally working together. Teamsters 856, which is tied to one of the longest-standing labor unions in the U.S., and Ridesh
Though attendees grumbled about Las Vegas as a city, the community sentiment at this year’s TwitchCon was notably more optimistic than it was at last year’s convention. TwitchCon 2023 closed out a Two of the biggest groups to oppose robotaxi expansion in California are now formally working together. Teamsters 856, which is tied to one of the longest-standing labor unions in the U.S., and Ridesh
この記事は「BASE Advent Calendar 2018」19日目の記事です。 devblog.thebase.in はじめに こんにちは。BASEの100%子会社であるBASE BANKの矢部(@Toshi_Day1)です。BASEの金融事業という立ち位置で先日リリースした、リスクなく即時に資金調達ができる金融サービス「YELL BANK(エールバンク)」を中心に複数の金融事業を立ち上げ責任者をしています。 今回、社をあげてのアドベントカレンダーということで、テックな内容ではありませんがFinTechについて少し書き連ねていきたいと思います。 ここ1年弱、消費者と事業者の混ざり合ったようなユーザー層への金融サービスに思いをめぐらせつつ、決済をコアとした事業構造のBASEに身を置き、またFinTech企業や金融機関の方々とお話させていただく中で学んできたことをもとに、来年のファイナン
2018年「不安になるAI業界のトレンド」5選2018.12.17 08:0512,663 Brian Merchant - Gizmodo US [原文] ( かみやまたくみ ) 来年は不安なくAIを使えるようになればいいのに。 人工知能(AI)はすでに私たちのコントロールを離れ始めている。先日発表されたトップAI研究者たちによるレポートがそう警告しているそうです。「コントロールを離れる」なんて言われると、映画やゲームの暴走するAI(個人的には『ライブ・ア・ライブ』のSF編)を思い出してしまいますが、現実のAIの動向はまたちがった不穏さを見せています。 米Gizmodoに掲載されたBrian Merchantの記事に「2018年の不安になるAI業界のトレンド」がまとめられていました。それによると、人間の手を離れた現実のAIは監視を拡大するとともに、バイアス(偏見)を助長するとのこと。抜粋
窮地に立つIntelと四面楚歌のARM、コモディティへ向かうAI専用チップとJapan Skip 2018.12.13 Updated by Ryo Shimizu on December 13, 2018, 13:55 pm JST 先週はニューラルネットワークの国際学会であるNIPSあらためNeurIPSと、RISC-V Summitの両方に出席してきた。 NeurIPSはカナダのモントリオール、RISC-V Summitはカリフォルニア州サンタクララということで、場所は離れているがどちらもディープラーニングが焦点であるという類似性がある。 おそらく世界広しと言えど両方に参加したのは僕くらいのものだろう。 今年のNIPSはいい意味でも悪い意味でも驚きがなかった。 というのも、ほとんどの論文は事前にインターネットで発表されており、展示されている企業ブースもほとんど全てが求人のみを目的とし
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