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ブックマーク / book.asahi.com (8)

  • 本の記事 : みなもと太郎の「風雲児たち」 完結まであと50巻? | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    1979年から続く、みなもと太郎さん(65)の大河歴史ギャグマンガ『風雲児たち』。関ケ原の戦いから描きはじめ、潮出版社版から数え通算51巻目となる最新刊『風雲児たち 幕末編(21)』(リイド社)で、ついに「桜田門外の変」にまで来た。前代未聞の大老暗殺事件が、独特のリアリティーで描かれ、幕藩体制の断末魔を告げている。大作も大詰め間近、と思ったら作者は「あと50巻はかかりそう」。えーっ、まだ半分? 「映画テレビで登城する井伊直弼を家来が引き留め、用心を進言する場面をさんざん見てきましたが、ありえません」とみなもとさんはいう。江戸彦根藩邸と襲撃場所は、指呼の間。「外で見張っているだけで惨劇は防げた。なのにやらなかった。なぜか。襲われるなんて、直弼も側近たちも夢にも思っていなかったからです」 マンガでは、水戸浪士ら襲撃者は登城見物の「大名オタク」に紛れて待機する。行列に色めき立ちケータイ撮影する

    本の記事 : みなもと太郎の「風雲児たち」 完結まであと50巻? | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    mgkiller
    mgkiller 2013/03/05
    死ぬまで生きがいが無くならないというのは良いもんです(あれ、俺の方が早死?
  • asahi.com(朝日新聞社):宮部みゆき「殺人はもう書きたくない」 青春小説『小暮写眞館』 - ひと・流行・話題 - BOOK

    宮部みゆき「殺人はもう書きたくない」 青春小説『小暮写眞館』2010年7月20日 社会派推理小説を書いてきた宮部みゆきさん(49)が、青春小説に挑んだ。『小暮写眞館』(講談社)は、現代を舞台にした小説では「初のノンミステリー」という。いわく「何も起きない小説」。これまで透徹した筆致で多くの殺人事件を描き、登場人物を不幸にしてきた。「2周目の出発点の作品」は、彼らを救う物語でもある。 『理由』の“一家4人殺害事件”。『模倣犯』の連続誘拐殺人事件――。「書いてつらくなるような事件は『もう書きたくない』という気持ちが、正直、出てきてしまいました」 主人公は高校生の花菱英一、通称「花ちゃん」。名字なのに親も「花ちゃん」と呼ぶような、一風変わった家庭に育った。父は、閉店した写真屋「小暮写眞館」を自宅に。いつの間にやら、心霊写真の謎を追う羽目になる。 かつての社会派推理小説のように、伏線が絶え間なく連

    mgkiller
    mgkiller 2010/07/21
    殺人ネタを書いているうちに本人の気持ちが殺されてしまったというオチか。/まあ才能も死んだり弱ったりするので仕方無し。
  • 【レビュー・書評】虐殺器官 [著]伊藤計劃 - 売れてる本 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    虐殺器官 [著]伊藤計劃[掲載]2010年6月6日[評者]佐々木敦(批評家)■空恐ろしいほどの傑作 伊藤計劃は、3冊の長編小説と数作の短編を遺(のこ)して、昨年、34歳の若さで病没した。デビュー作である『虐殺器官』は、2007年の刊行後、数々のメディアで絶賛された。同時期に世に出た円城塔と並び、このところ復調著しい日SFの牽引(けんいん)車と目されていた伊藤氏だが、その才能が狭義のSFというジャンルに留(とど)まるものではなかったことは、何よりも作を一読してみれば分かる。 舞台は「9・11」以後の「もうひとつの近未来」。テロとの戦いの末、先進諸国からは危険が一掃されたが、その一方で、地球上のそれ以外の地域では、必ずしも原因が定かではない虐殺や内戦が急増していた。米軍情報部に所属するシェパード大尉は、その謎の背後に見え隠れするジョン・ポールと呼ばれる男の存在を知り、彼の追跡を開始するのだ

    mgkiller
    mgkiller 2010/06/10
    おお、ついに10万部突破したか。
  • asahi.com(朝日新聞社):ほぼ日で「新宿鮫」の連載がスタート - 出版ニュース - BOOK

    ほぼ日で「新宿鮫」の連載がスタート2010年2月19日 人気警察小説シリーズ「新宿鮫」の約3年半ぶりとなる最新作「絆回廊 新宿鮫X」の連載が、コピーライター糸井重里主宰のウェブサイト「ほぼ日刊1101新聞(ほぼ日)」で始まった。過去9作の「新宿鮫」シリーズは新聞や雑誌上で連載されていたが、ウェブ上での連載は初めて。(アサヒ・コム編集部) 「新宿鮫」は、新宿署のはぐれ者である鮫島警部を主人公として、1990年から連載を開始したハードボイルド警察小説。20年間の累計販売数は610万部にのぼる。真田広之や舘ひろしを主演に迎え、数度にわたり映像化もされた。 著者の大沢在昌は、「なんかおもしろそうだなと思って」30代の女性ユーザーが多いほぼ日を連載の舞台に選んだ。これまでの読者層は「普通のおじさんが多い」こともあり、「ウェブに掲載することで、いろいろな人に見てもらいたい」と言う。 「絆回廊 新宿鮫X

    mgkiller
    mgkiller 2010/03/06
    大沢在昌も相変わらずおもろいなー/しかし彼が遊撃手でインタビューを受けていた程の古参ゲーマーであることを知る人はもうあまりおらんのだろうなあ…
  • asahi.com(朝日新聞社):ミツバチのキス 1 [作]伊図透 - コミックガイド - BOOK

    ミツバチのキス 1 [作]伊図透[掲載]2009年2月15日[評者]山脇麻生 触れるだけで、その人の意識にのぼるあらゆるものと無意識下に潜む膨大なイメージが、整理されていない状態でドッと流れ込み、結果、未来まで見えてしまう。そんな望まぬ能力のため家族は崩壊、居場所を求めて入信した新興宗教にも利用されてしまう少女・慧(けい)。特異能力を持つ者の孤独と、その能力を巡り、渦巻く陰謀と思惑を描いた作は、漫画アクション新人賞出身の著者による連載第1作。新人とは思えぬ画力と構成力に加え、随所にちりばめられた心に響くネームのセンスにも要注目だ。 宗教団体の施設から逃走、地方に潜伏し、工員として働く慧。他人に期待することをあきらめ、それでも誰かを信じずにいられない複雑なマインドを抱えた彼女の前に、その能力を諜報(ちょうほう)活動の切り札として取り込もうと画策する国家機関の影が忍び寄る。そのひとり、駿河は

    mgkiller
    mgkiller 2009/02/24
    id:kanose 一言感想書きました。ネタバレかもなので読後に→http://mediamarker.net/u/mgkiller/?st=regdate&pg=2
  • 朝日新聞書評

    朝日新聞で毎週土曜朝刊に掲載している読書面。 今週掲載予定の書籍を先行チェックできます。 更新は毎週月曜日!

    朝日新聞書評
  • asahi.com: 普通の若者が携帯小説 ベストセラーも続々 - ひと・流行・話題 - BOOK

    普通の若者が携帯小説 ベストセラーも続々 2007年02月11日 「活字離れ世代」が、自分たちの言葉を持ち始めた。作家志望でもない普通の若者たちがケータイで書いた小説から、数十万部のベストセラーが続々と生まれている。これは新しい文学なのか、それとも一過性のブームなのか。出版不況のなか、を売るのに四苦八苦している文芸関係者たちは、困惑を隠せない。 主な携帯小説の発行部数と文芸部門年間ベストセラー 暴走族の元メンバーだった群馬県の男性(24)は05年秋、無料の携帯小説サイトに、「私小説」を書き始めた。 〈僕は…生きていてもいいですか? 僕は…もう一度、笑っていいですか?〉。題は「また会いたくて」。ぐれ始めていた中学生が強気な少女と出会い、バンド活動という生きがいを見つけるが、少女の死で再び荒れ……。すべて自分の体験に基づいた話だった。 ■サイトで人気 掲示板に多くの反響が寄せられた。「もう少

    mgkiller
    mgkiller 2008/02/19
    『「恋空」などを出したスターツ出版の山下勝也取締役は「一世一代の自伝的小説が普段本をあまり読まない中学高校生の心に刺さったのだろうが作家の創作力という面ではまだまだかもしれない」と話す。』出版社も自覚
  • asahi.com(朝日新聞社):戦前の少年犯罪 [著]管賀江留郎 - 書評 - BOOK

    戦前の少年犯罪 [著]管賀江留郎[掲載]2008年1月6日[評者]香山リカ(精神科医、帝塚山学院大学教授)■犯罪記事、徹底的に洗い出す 「最近、少年の凶悪事件が増加している」と聞かない日はないが、当なのか。戦前の新聞を丹念に読み込んだ著者は、そこから「同級生殺し」「親殺し」「幼女殺人」といった少年や若者による犯罪の記事を徹底的に洗い出す。そして、戦前は数的にも質的にも今よりはるかにひどい少年犯罪があふれていたこと、さらに「いじめ」「ニート」といったいかにも現代ならではと言われる現象も、実はその時代から存在していたことを浮き彫りにする。 なるほど、ここに並べられた目をおおいたくなる事件を眺めていると、“昔の子どもはよかった”“現代の子どもはモンスター”的な言い方には何の根拠もないことがよくわかる。しかし、「ジャーナリストも学者も官僚なども物事を調べるという基的能力が欠けていて、妄想を垂れ

    mgkiller
    mgkiller 2008/01/10
    だから香山リカは感想文じゃなくて書評を書けよ。そんなに持論が根底から揺さぶられるのが怖いのかね。
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