事業仕分けで予算が凍結と判定が出された次世代スーパーコンピュータ事業ですが、菅直人・国家戦略相が見直すように表明し、引っくり返りそうな情勢です。そして当然こうなると梯子を外されてしまった人が出て来るわけですが、特に酷いのが日経BPのこの記事です。 国策スパコンを事業仕分けで凍結、これはグッドニュースだ - 東葛人的視点:ITpro 内容を見るとスーパーコンピュータについての知識も怪しいのですが、それよりも同列に述べられたGXロケットの認識については、あまりにも的外れ過ぎて開いた口が塞がりませんでした。 今回の事業仕分けでは、国策スパコンと共にGXロケットにとっても13日の金曜日となった。このロケットの開発も抜本的に見直すように結論づけたという。これはある意味、象徴的な話だ。H2Aロケットが立派に育ち、さらに大型のH2Bロケットも打ち上げに成功するなかで、なんで別方式のロケットが必要なのだか