どんなにかっこいい指導者がものすごくいいことを言っても、鼻毛が一本出ているだけで説得力はゼロになる。そう言ったのは私じゃない。かのなでしこJAPANをひっぱる佐々木監督だ。 女性を指導するむずかしさを、彼独特のユーモアで表現した有名な言葉だが、『レジェンド』に乗りながら私はその意味を痛感している。いや、レジェンドが鼻毛を出しているわけではない。 気になったのはウィンカーレバーのタッチ感&音。めいっぱい上質を目指したレジェンド。ドアの開閉音なんて、ぱふっとすごく柔らかで包容力のある音をさせてくれて期待満々だったのに、最初の右折で淡い夢から目が醒めた。安っぽい。残念だ。女性はワガママだ。でもこれが現実なのだ。佐々木監督が言っていたもん。 とはいえ、シートの座り心地も、運転席まわりのしつらえも、ものすごく思い切ったシフトスイッチのデザインも賞賛に値する。シフトスイッチが奇抜なレイアウトすぎて、慣
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