秋田市の職員が住民基本台帳システムに不正にアクセスし、計54世帯分の個人情報を不正に閲覧していたことが分かった(NHK、秋田魁新報)。 問題の職員は、別の職員の机にパスワードが書かれた付箋が貼り付けられているのを見て、それを利用して住民基本台帳システムや課税情報が登録されたシステムに不正にアクセスしたとのこと。計54世帯分の住所や氏名、課税状況を閲覧したという。 職員は「知っている職員や知人の年齢に興味があって見た」と話しているという。 総務省によると、住基ネットの不正アクセス事件はこれまで起きたことがないとのこと。初の事件が「メモに書かれたパスワード」という、やってはいけない基本中の基本で漏れてしまった。戒告で済ませて幕引きをはかっているが、これでよいのだろうか?