JR東日本は23日、同社のホームページ(HP)が不正アクセスされ、プログラムの一部が改ざんされたと発表した。HPの一部を利用停止にして詳しい原因を調べているが、改ざん後に検索機能を利用した数千人は、ウイルス感染している疑いがあるという。 同社によると、改ざんが見つかったのはサイト内を検索する機能のプログラム。21日夕に利用者の指摘を受け調査したところ、20日午前1時10分ごろに海外から複数の不正アクセスを受け、プログラムが書き換えられていたことが分かった。外見上は異常がないという。23日午前1時40分から、会社概要や車両図鑑などHPの一部機能を停止している。 新幹線の予約や切符の購入、運行情報などのサービスには異常がなく、通常通り利用できる。【堀智行】