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ブックマーク / negadaikon.hatenadiary.org (6)

  • 「図書館と歴史学の間」小考 - みちくさのみち(旧)

    最近目にとまった記事から 興味深い3つの記事の紹介から始めてみたい。 山田太造「日史研究推進における情報技術・デジタル技術の役割」『人文情報学月報』第17号(2012年12月27日付発行) 情報学と日史研究の「距離」について、こんな風に的確に要約されている。 情報学研究者にとっては、面白いシステムを用意したのになぜか日史学研究者が利用しない、利用しないのがおかしい、と考えており、反対に、情報学研究者はまたもやわけのわからないシステムを持ってきた、これを使ってなんの研究ができるのか、と日史学研究者は考えている。大げさな表現であろうが、これが現状であろう。つまり、日史学研究に対するデジタル技術利用の方法論を確立するためには、デジタル技術だけを追跡するだけではなく、日史研究における分析自体の“デジタル化”が重要だ。情報学の各分野でのトレンドとも言うべき技術をそのまま持ってきても解決し

    「図書館と歴史学の間」小考 - みちくさのみち(旧)
    michzurRuh
    michzurRuh 2012/12/29
    読んでおきたい本がいくつか。
  • 国民国家・ナショナリズム・図書館 - みちくさのみち(旧)

    先日出席した勉強会で、とある友人から 「国民国家を構成する図書館、という視点に対し、図書館屋はあんまりにも無自覚すぎるんじゃないか?」 ということを言われた。それを聞いて、「そうだなあ」と思ったのだが、勉強会全体の議論が明後日の方向に行ってしまいそうなところがあり、その場では議論できなかったので、後だしの宿題ということで、少し応答をしておきたいと思って書く。 いわゆる国民国家論については、私が学生時代だった頃は結構流行(そして大学院を中退する頃には徐々に終息・・・)の気味があったのだが、今回のその話を受けて、少し調べてみたら、以下のようになっていた。 NDL-OPACでタイトルに「国民国家」を含む雑誌記事を検索して集計したものである。 1990年以前は、いわゆる国民国家論の文脈とは違うと思われるので除外した。また、雑誌記事索引自体が限定されたデータベースで、採録されていない紀要類もあるので

    国民国家・ナショナリズム・図書館 - みちくさのみち(旧)
    michzurRuh
    michzurRuh 2012/06/26
    これまで問題意識ございませんでした。
  • 日本史研究と文房具 - みちくさのみち(旧)

    ノウハウは公開してもまったく問題はない。なぜなら、大変なのは「実行する」ことだから。アイデアは「モノ」にしなければならない。設計がいる。材料がいる。 (山崎将志『残念な人の思考法』(日経済新聞出版社、2010)p.76) 残念な人の思考法 日経プレミアシリーズ 作者: 山崎将志出版社/メーカー: 日経済新聞出版社発売日: 2010/04/09メディア: 新書購入: 11人 クリック: 186回この商品を含むブログ (114件) を見る 私の手の内がばれたところで大勢に影響はないわけで、引き続き作業設計を見直している。 記事は、先日書いた 日史研究とWebサービス の続編として、Webサービスなどを使って収集した情報を、アウトプットにもっていくために使っているものを中心にして色々書いてみたいと思う。「Webサービスの次が何故文房具なのか」と笑われそうなのだが、私の場合、前回も示したフ

    日本史研究と文房具 - みちくさのみち(旧)
    michzurRuh
    michzurRuh 2012/06/24
    ただひたすらに楽しい。
  • 図書館史の勉強をはじめた理由 - みちくさのみち(旧)

    最近、図書館史を専門にしているわけではない友人たちが、続々と図書館史関係の優れた発表をしていて、焦っている。 図書館系勉強会KLC 「図書館史を勉強したい!教科書分析編」(発表者:min2flyさん) 図書館研究所あるいは「図書館の頭脳を持ちたいという夢」について(kitoneさん) 来私だって焦るほど専門ともいえないのだが、図書館史勉強会の事務局なども引き受けているので、今回は「なぜ図書館史なのか」ということについて、個人的な出発点を書いてみたい。 むろんここに書かれることは私個人の動機であって、勉強会総体の意志では全くないし、勉強会にはむしろいろいろな関心の方が参加していただいて議論したほうが面白いと思っているので、あくまで私見ということをお断りしておく。 もともと私は、大学・大学院で日近代の思想史を専攻していた。図書館でのアルバイト経験はあったが、図書館情報学を専攻したわけではな

    図書館史の勉強をはじめた理由 - みちくさのみち(旧)
  • 江上敏哲『本棚の中のニッポン』読書メモ - みちくさのみち(旧)

    棚の中のニッポン―海外の日図書館と日研究 作者: 江上敏哲出版社/メーカー: 笠間書院発売日: 2012/06/01メディア: 単行購入: 3人 クリック: 183回この商品を含むブログを見る 日人の知らない「海外の日図書館」。そこはどういうところで、今何が必要とされているのか――。 待望のが出た。 海外の人が日研究をするための資料はどういう風に整えられていて、どう使われているのか。日人が国内で作成した資料は、どう海外に渡っていくのか。それを媒介するための「橋」は、いまどうなっているのか。をとても丁寧に論じたである。 書については、著者のブログなども参照。 目次については、このほか版元のHPも。 一つの思い出から始めたい。 もっぱら国内出版物を集める担当をしている今の職場と異なり、以前はカウンターに出ていたので、図書館仕事のなかで英語を話す必要とすることがあった。

    江上敏哲『本棚の中のニッポン』読書メモ - みちくさのみち(旧)
  • 『中国化する日本』を持ってビブリオバトルに行ってきました。 - みちくさのみち(旧)

    ビブリオバトル、というものをご存じだろうか。 5分間で口頭で書評して、参加者が一番読みたくなったを競い合う 勉強会とエンターテインメントの中間形態のような場である。 2007年頃から、京都を中心に関西圏ではじまり、 一昨年あたりから図書館系のイベントとしても積極的に活用されるようになり 昨年末には全国大会が催された。 ビブリオバトルの歴史についてはこちらを。 また、考案者によるビブリオバトルの設計に関する説明が 下記論文に掲載されている。 谷口 忠大. ビブリオバトル : 書評を媒介としたコミュニケーション場の広がり. 図書館雑誌.. 105(11)=1056:2011.11. 753-755 ISSN 0385-4000 ルールは、いろいろ改良が重ねられつつあるようだが 今はこういう形になっている(公式ページによる)。 お気に入りのを持って集まる! 順番に一人5分で紹介する!(+2〜

    『中国化する日本』を持ってビブリオバトルに行ってきました。 - みちくさのみち(旧)
    michzurRuh
    michzurRuh 2012/02/15
    現場にいたかった。
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